【イベント】ソロキャンイベント Vol.6
- カテゴリ: 自作小説
- 2025/11/02 17:03:31
「そうか…オマエも20歳になったのか…」俺は付き出しのゴボウサラダを突きながら、ジョッキの生をひと口呷って。
「先輩、なんか久しぶりに姪っ子に会ったおじさんみたいですよ」隣に座っている後輩時女子は小さく笑い、そして目の前に置かれたでっかいグラスに手を添える。
「そう言えば...
なんでも思いついたことを書いてます^^
「そうか…オマエも20歳になったのか…」俺は付き出しのゴボウサラダを突きながら、ジョッキの生をひと口呷って。
「先輩、なんか久しぶりに姪っ子に会ったおじさんみたいですよ」隣に座っている後輩時女子は小さく笑い、そして目の前に置かれたでっかいグラスに手を添える。
「そう言えば...
「どうですか?」「…」「ですからっ どうですか?」
後輩女子が、普段見せない真剣な表情になって俺を見てる。「…」
3回目の書き直した企画書。もう、事務所の時計は夜の10時を過ぎようとしていたんだ。
「ファミキャンとソロキャンの接点なんだけどな…」ごくり、の表...
「ほうほう… ソロキャンのお客と、ファミキャンのお客の融合企画か…」
会社に戻って、3時間ほど経過。俺はインスタントコーヒーを沸かしたお湯で溶かし、タバコふかしながら喫煙室で一休みしていた時だった。
実は あま~いコーヒーが好きなんだよな(笑) 俺って。角砂糖を、普段は2...
やっぱり、此処のキャンプ場はいいな…広いし、芝生エリアも、ドッグランまである。それに何と言っても、海が近い、しかも山の裾野にあるんだからなぁ…
俺はすぅぅっと、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込む。いい天気だ…
「せんぱいっ! ここ めちゃいいですよね!」キャン...
「せんぱ~~い… なんだか難しいですよぉ まとまりません…」
「ん?なんだ?企画で詰まっちゃってるのか?」
後輩女子は、デスクの上に無秩序に広がった書類に埋もれているかのよーに、くらーい顔をしてて。
「キャンプって視点は良いと思うんですよぉ。でも、ソロキャンに絞っちゃうと...