Nicotto Town


なるべく気楽に気楽に~!


精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><

柔くしなやかな月の下で

第六章
いつもの事だが、午後の仕事へと集中し始めると私はあっという間に17時を廻る頃に、一息つく事が出来る。その間、15時に十分毎の休憩はあるのに、何故か、毎回気が付くと17時なのである。溝口は15時の休憩時には私に声を掛けなかった。溝口なりの優しさなのかもしれないのだが。17時はこの会社の定時でも...

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柔くしなやかな月の下で

第五章
私は、リム君お手製のサンドイッチを食べる為、屋上へと行く事にした。屋上には疎らに人がいて、お昼を食べていた。少し寒い時期だったが、今日は天気が良い。花壇の縁に腰かけて、空を仰ぐ。まだ、暖かいや、なんて思いバッグからサンドイッチを取り出す。「いただきます」小さく呟いて、私は綺麗な黄色の花柄のハ...

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柔くしなやかな月の下で

第四章
煙草を吸い終えた私は仕事へと頭を切り替える。「さて、仕事だ頑張ろう」そっと呟き、喫煙所を後にした。自分のデスクに戻り、仕事へと取り掛かり始めた頃、同僚やら先輩やら後輩やらが「おはようございます」と続々と出社し始めていた。一通りの挨拶を済ませ、私は仕事へと集中した。隣のデスクから同僚の溝口から...

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柔くしなやかな月の下で

第三章
金曜の朝、私は昨日の疲れもあり、ぐっすりと眠ってしまっていた。アラームが鳴り続ける中で、ぼんやりと何かの音がする…。私は、人の気配を感じ取り「そうだった」と昨日リム君を泊めた事を思い出したのだ。私はぼんやりしていた頭からサッと目覚め、寝室からそっとリビングを覗き、「リム君&he...

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柔くしなやかな月の下で

第二章
安芸君と歩き始めて4、5分だろうか。私の住むマンションへと付く頃になっていた。「ここだよ」と安芸君へと伝え、彼は「こんなに近かったんですか!?」と驚きの声を上げていたが、私は安芸君の驚きに笑ってしまっていた。「あの喫煙所から凄い近いでしょ?」と笑いながら安芸君へと問いかけると、「&helli...

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