月は嗤い、雨は啼く 第二章
- カテゴリ: 自作小説
- 2023/11/15 00:15:10
第二章
私は昔を思い出して「戻りたいな」なんて思った事が1度たりともない。過去の恋愛で沢山の「否定、怒声、拒絶、性の捌け口」。そんな事を思い出しながら、昨日来ていたdmに目を通してみる事にした。返事があったという事は「話はしたいのだろう」と、考え直したのだ。人は話してみないと分からない、とそう思い直...
精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><
第二章
私は昔を思い出して「戻りたいな」なんて思った事が1度たりともない。過去の恋愛で沢山の「否定、怒声、拒絶、性の捌け口」。そんな事を思い出しながら、昨日来ていたdmに目を通してみる事にした。返事があったという事は「話はしたいのだろう」と、考え直したのだ。人は話してみないと分からない、とそう思い直...
月は嗤い、雨は鳴く
第一章
虚無感、孤独感、失望、人の「言葉」は凶器だと私は思う。私にはパートナーが居る。しかし、言葉を交わす事も目や顔を見合わせる事もない、只一緒にいるだけの様...
最終章
瑠偉との不思議な生活は少しづつだが増えて来る様になっていた。毎週、「水曜日」にだけ帰って来るだけだった関係だが、今では「水曜日と金曜日」になっていた。彼との生活は私にとっては「幸せ」だと思わせてくれる生活だった。今日は金曜日、いつもの時間に家のチャイムが鳴り、彼が家へと「ただいま」と帰って来...
第十一章
彼からのキスを拒まなかった私が「都合のいい女」になるのは当たり前の事なのかもしれない。それから3年程だろうか、身体の関係を続けてしまっていた。会う日は決まって水曜日だった。そんな堕ちぶれてしまった日々の中で主人が倒れてしまったのである。それから、主人の世話に私は忙しくなり、彼とも連絡がす...
第十章
普段通りの生活の中で、彼が私を抱き締めてくれた香水や優しく触れた心地よさは忘れられなかった。2日経ったお昼頃にようやく彼からの連絡が入っていた。「ごめん、少し忙しくて」そんな事を言っていた。人にはそれぞれ時間配分があるし、予定もあるだろうし「大丈夫だよ」そう答える事にした。彼と会うまでの3週...