Nicotto Town


なるべく気楽に気楽に~!


精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><

煙の行方 第一章

第一章
私は人との会話がとても苦手だ。その事を隠す様に、人と会話をする時には必ず笑ってしまうから。人と何かしらの会話を交わした夜は大体眠れないのが私の日常。いつも煙草が手放せない私。私は所謂、「精神疾患」を持っているのだが、その精神疾患とも20年以上の付き合いになる。長年、良くなったり悪くなったりを...

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月と赤い糸 第十章、最終章

第十章
どの位の時間、彼に手を握られていたかは覚えていない。数分だったかもしれないし、数時間だったかもしれない。思う存分泣いた彼は「ありがとう」と私の手を離した。その時に私はまた、「私は利用されているのかもしれない」とふと思い彼に「私はあなたを愛していたよ」とだけ伝え、その日彼には帰って貰う事にした...

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月と赤い糸 第九章

第九章
彼と会う事を決心する事が出来てから、まだ1週間も経っていない頃に私は昔の夢を良く見る様になっていた。夢を見るのは決まって薬を飲む前の仮眠の状態だったのだが、とても嫌な夢ばかりを見る様になっていた。冷や汗をかいて起きては、眠れなくなる一方。そんな悪夢ばかりを見ていた時期に、1度だけとても神秘的...

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月と赤い糸 第八章

第八章
季節は廻り、梅雨時期になっていた頃、彼が日本にいるらしいという事を知った。そうか、日本に来てきっと結婚して幸せになっているんだろうな、そんな考えが頭の中にあった頃、なんとも久しぶりに彼からのメッセージが来ている事に気付いた。彼は私の考えていた通り、彼の望んでいた日本人と結婚している様だった。...

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月と赤い糸 第七章

第七章
1年の終わり。そんな日曜に、彼から久しぶりに「どうしたの」とメッセージが来ていた。私は咄嗟に、色々と伝えようとしていた。彼の心が私にない事、責めるつもりはない事を、伝えようと思い立った私は彼へとメッセージを送っていた。既読はなかなか付かなかったから、私は伝えたかったメッセージを消し、新しく打...

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