【第5話】シン・ラジオ・ガール
- カテゴリ: 自作小説
- 2024/09/01 21:04:31
夏休みに入る1週間前の日曜日、俺は隣の市にある、花と緑で有名な公園に来ていた。沢山の人出で、公園はにぎわっていて。しかも天気もいい。俺はペットボトルの水を口に含んで、木陰で立ったまま周囲見渡していた。
デート? ちがうちがう。この公園は、全くもって俺に似つかわしくない場所だが、実はここに来たのには訳...
なんでも思いついたことを書いてます^^
夏休みに入る1週間前の日曜日、俺は隣の市にある、花と緑で有名な公園に来ていた。沢山の人出で、公園はにぎわっていて。しかも天気もいい。俺はペットボトルの水を口に含んで、木陰で立ったまま周囲見渡していた。
デート? ちがうちがう。この公園は、全くもって俺に似つかわしくない場所だが、実はここに来たのには訳...
★前回までのあらすじ(クラスに馴染めない俺は、幽霊部活の天文部に在籍していた。ある日、ラジオから流れた、同じ年の地元の同じ年の女子からのリクエスト曲をラジオで聞き、ちょっとやる気が出たのか部活に行きだした。新しい顧問の槇原”コミュ障25歳独身女顧問”と、新入部員の美少女甲斐名...
実は俺は、こっそり(と言うほどでもないけど)文化部に入っていた。今時、まったく流行らない天文部だ。とは言っても部員は2年の俺だけ。 なぜ俺がこの部にいたかって言うとね…同じ出身市の先輩が、新入生だった俺を無理やり引きずり込んだって簡単な話で。熱心でもない先輩が何で?って思ったけど、まあ...
※これは数年前に書き上げた小説です。
自分自身でも結構気に入ってるんで… やや時間ができたので、過去の作品をブラッシュアップして(やっぱ、見直すと色々不具合があって)再アップって感じです。ですんで…、まぁ、あんまり深く考えずに読んでいただければ幸いですよ(≧▽≦)
これは...
「拓海っ… あたしなんで誘ってくれないのよぉ?」ダンスパーティーも終盤に差し掛かったころ、壁にもたれてノンアルカクテルの紙コップを手にしたまま立ち尽くしていた拓海に声を掛けたのは…「あ…結衣か、どうした?お前誰からも誘われてないのか?」「なわけないでしょっ!...