青に浮かぶ
黒い群れ
その中に
色あせた梅干しの種
とうとう
とてつもなく大きな水たまりを越え
新しい大地にたどりついた
そこには
緑に囲まれた青
再び水たまりに舞い降りた
ついたぞ
鳥はいった
ここはどこ?
うちだ
忘れないうちにと思い
豆君は聞いた
あんたの名前は?
ない
みんなになんて呼ばれる...
真実と事実と虚構と幻
青に浮かぶ
黒い群れ
その中に
色あせた梅干しの種
とうとう
とてつもなく大きな水たまりを越え
新しい大地にたどりついた
そこには
緑に囲まれた青
再び水たまりに舞い降りた
ついたぞ
鳥はいった
ここはどこ?
うちだ
忘れないうちにと思い
豆君は聞いた
あんたの名前は?
ない
みんなになんて呼ばれる...
豆君は陽に照らされ
泥にまみれ
雨に打たれ
だんだん赤い色が落ちて
梅の種
本来の色に近づいていた
豆君は
自分を漬けてくれた
お母さんのことを
思いだしていた
ヘタをとってくれた
やさしい手の感触を・・・
きょうだいと
瓶の中で一緒に過ごした
日々を思い出していた
豆君は立ち上がり
そばにあった...
けれど
水たまりの底で
豆君は思い返しました
きらきらゆらゆらにも
あきてきました
これは終わりではない
そう思い
水たまりの底を歩き
壁を這いあがり
水たまりの外へ出ました
水たまりの外は大雨でした
ふやけてしまう
と思いましたが
もうかなりふやけていたので
問題ありませんでした
ふやけたからだで...
ブログみかえした
なんだかくらいな
明るい話書こうかな
う~
むかしむかし
あるところに
梅干しの種がいました
みんなから
豆君と呼ばれていました
梅干しの種なのに
豆君と言われるのはいやでしたが
豆君と呼ばれると
ついつい返事をしてしまうのです
豆君はいつも赤い顔をしていました
お酒を飲んでいるわ...