幻想白昼夢症候群 LvX #-3
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/11/19 17:40:21
「リューも素直じゃないよねー」
玉座に深々と座り、眠そうな目で凛を見送る雀鬼が言った。
リューというのは…私の愛称らしい。
「んな…何だよッ」
何が素直だ。私は1人で十分だぞ。
「好き、なんでしょ?」
龍鬼は飲んでいたお茶を吹きだした。
「またまた~」
呼...
未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。
「リューも素直じゃないよねー」
玉座に深々と座り、眠そうな目で凛を見送る雀鬼が言った。
リューというのは…私の愛称らしい。
「んな…何だよッ」
何が素直だ。私は1人で十分だぞ。
「好き、なんでしょ?」
龍鬼は飲んでいたお茶を吹きだした。
「またまた~」
呼...
ஐ 症状2、パラレル過去トリップ
ここは、とある王宮の玉座の間―――。
2人の王が、使いの者と何やら相談しているようだ…
「龍鬼(リュウキ)、本当に行くの?」
「雀鬼(ザクキ)も来る?」
「流石に二方の王が出向くわけにはいかないでしょう。護衛もそれなりに連れなければ」
「別に、...
初回、プロローグです。
暇つぶしにいかがですか?広場からも気軽に(?)どうぞ。
ஐ 症状 零
どうして人は、夢とか未来とか形の無いものに縋りたくなるんだろうか。
夢、それは――人が寝ている間に見る妄想に過ぎない。
未来、それは――今から起こること。1秒後、1分後、1時間後、1年後、10年...