◆ 海に宿る月 10
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/07/19 21:44:57
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ただ座っているだけでもじんわりと汗ばむ夏の午後。
「暑さ寒さも彼岸まで言うけんど、本当にエライんは盆過ぎてからの、この時期やなぁ...
ぺんぎんの飼育法とかうどんの通販をやってるワケじゃありません
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ただ座っているだけでもじんわりと汗ばむ夏の午後。
「暑さ寒さも彼岸まで言うけんど、本当にエライんは盆過ぎてからの、この時期やなぁ...
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慌てて、しかし音を立てないようにそっと玄関を開けて海を覗く。けれどそこには何もない。
ただ、雨上がりの湿った空気の中に波が...
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夏の時が駆けてゆく。
盆の迎え火を焚く頃には子供達の姿は海から消える。その季節限りの賑わいは徐々に静けさを取り戻し、次の季節へ...
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しばらく灯台の下に座り込んで、黙って笹の消えてゆくさまを眺めていたが、ふと佐和子が疑問に思っていた事を口にした。
「あんたさ、...
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山沿いに上り始めた上弦の月が、その姿を海面に映して頼りなく波に揺られている。
供え物の飾られた縁側に、佐和子はシンと立ち尽く...