Nicotto Town


あなたに会えてよかった♪


なんでも思いついたことを書いてます^^

【第3話】黄昏のソロキャン

「少年っ! そんな寂しそうな顔をするなっ!」クマさんがテントを設置し終え、俺の方を見てちょっと笑いながら大声で。「そうだよ。いくら沙織さんがいないからってさー 私たちだっているんだからねっ」テーブルで野菜を刻んでいるしずかさんが背中向けたまま乗っかってくる。「いえ 別に寂しくなんかないですよっ。てか...

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【第2話】黄昏のソロキャン

(今回は、神田さん視線での物語です)
ねみゅい… 眠い…
わぉ 朝だ。
私はがばっと起き上がり、ベッドの棚にある目覚まし時計を見たの。5:45…
あああ、寝坊だ。慌てて私はベッドから滑り降りて、ハンガーにかかったシャツを手にして、そのまま洗面所に走って行った...

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【第1話】黄昏のソロキャン

冬キャンはやはりハードルが高い。正月が明けた3連休の最終日、天使坂キャンプ場はさすがのつわものどももほぼいないロケーション。
いちおう、初めてのことなので、結構準備してきたはずだったんだけどね。テントは汎用のだけど、シュラフはバイトで貯めた資金をフル活用したナンガのダウン。そしてベースには銀マット。...

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【第14話・最終回】天使坂のソロキャン

天使坂キャンプ場。とっぷりと陽が落ち、周囲を薄暮が、薄墨を流したように包んでいて。駐車場にポンコツを停め、ドアをけ破る様に開けて、俺はテントサイトに一直線に駆けていったんだ。
あちこちで、夕食の宴を準備する焚き火の灯りがともっていてさ。楽しそうな話声がしててさ。でも俺は、そんなことに頓着してる余裕も...

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【第13話】天使坂のソロキャン

「んっ… めっちゃいい景色だな… やっぱり来てよかったよ」俺は高原の澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込んだ。サイト近くをせせらぎが流れるこのキャンプ場は、銀河高原っていう割と穴場なとこだって、以前クマさんから聞いたのを覚えてて、連休の大宮キャンプの翌週、誰にも言わずに来てみた...

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