Nicotto Town




【小説】先生を好きになってもいいですか? その⑳


卒業式が終わった。
私は、水原先生のところに行った。「先生のスーツ姿、はじめて見る♡」「馬子にも衣装ですね(笑)」水原先生、なんかソワソワしてる。私も告白するタイミングを逃していた。そうしてると、おもむろに先生が誘ってきた。「チョコに会いに行くか?」先生の車乗るの、3回目だ。私が後部座席に乗ろうと...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その⑲


美鈴たちが学校をやめてから、5か月が過ぎた。
社会科準備室
トントン
「失礼します。」私は、よく、社会科準備室に遊びに来るようになってた。「おっ、井上。どうした?」水原先生は、いつも笑顔で迎え入れてくれた。「水原先生の珈琲おいしいから、また飲みたいなっと思って♡」「ここは茶店じゃないんだぞ(笑)」...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その⑱


その日の夜、美鈴から私に電話があった。「もしもし、望。」私は、夜遅くの電話にビックリした。「美鈴!大丈夫なの?」私の心配をよそに、美鈴は、明るい声で話し始めた。「今日はありがとう。」「望が私の妊娠のこと、三上先生に伝えてくれたから、三上先生が家まで来てくれたの。」「そして、赤ちゃん産んで欲しいって...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その⑰


美鈴のお父さんが帰ってきた。美鈴のお父さんは、応接室で待っていた三上先生を見ても驚く様子はなかった。「君は、誰だね?」美鈴のお父さんは、威圧するように聞いてきた。
「美鈴さんのクラスの科学の授業を受け持っている三上進と申します。」「美鈴さんのお腹の中の赤ちゃんの父親です。」三上先生はお母さんにした...

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【小説】先生を好きになってもいいですか? その⑯


――――美鈴の家
ピンポン!ピンポン!ドンドン!ドンドン!三上先生は必死で呼び鈴を鳴らしてドアを叩いた。びっくりした美鈴のお母さんはインターホーン越しに対応した。「どちら様ですか?」美鈴のお母さんの言葉で我に返った三上先生は、インターホーン越しに自己紹介をした。「美鈴さんのクラスの科学の授業を受け...

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