【イベント】ソロキャンイベント Vol.2
- カテゴリ: 自作小説
- 2025/10/21 21:48:51
「せんぱ~~い… なんだか難しいですよぉ まとまりません…」
「ん?なんだ?企画で詰まっちゃってるのか?」
後輩女子は、デスクの上に無秩序に広がった書類に埋もれているかのよーに、くらーい顔をしてて。
「キャンプって視点は良いと思うんですよぉ。でも、ソロキャンに絞っちゃうと...
なんでも思いついたことを書いてます^^
「せんぱ~~い… なんだか難しいですよぉ まとまりません…」
「ん?なんだ?企画で詰まっちゃってるのか?」
後輩女子は、デスクの上に無秩序に広がった書類に埋もれているかのよーに、くらーい顔をしてて。
「キャンプって視点は良いと思うんですよぉ。でも、ソロキャンに絞っちゃうと...
それは、ふとした思いつきでした。
仕事がひと段落して、バックヤードでのり弁当の蓋を開けて、ペットのウーロン茶をひと口…
そしたら、隣に座った後輩が「なんか、楽しいイベントやってみたくないですか?」ほっぺたにご飯粒つけながら(笑)お前さ…いちお、若い女子なんだからそうゆーの...
「えっと… ソニーさんの家って、けっこーハイクラスなんですね…」
馬鹿か俺は。そんなこと言ってどうする。相手に引かれたかもしれないだろ。
昼下がりの川沿いの道を、俺は意外なことにソニーさんと二人で並んで歩いていた。避暑地だから陽射しも都会よりは優しい。
「そんなことないよ...
合宿初日は大賑わいだ。到着したのが午前11時。てことで、女子たちはみんなでなんかランチを作ってくれるらしい調理同好会の3人+甲斐名都が、キッチンでなにやら騒いでいる。
「やだ なっちゃんって包丁使うの上手だよね」「ほんとだー で、なんで天文学部に入っちゃったの?うちに来ればよかったのに&hellip...
「だからさ… そんなに急ぎ足になるなよっ 付いて行くのが大変じゃないか!」「先輩はそんなんだからダメダメなんですよ。それくらいの荷物を持つだけで息が上がってるじゃないですかぁ。男子たるもの、体力をつけとかないとっ!」
来週からの合宿、その準備のため。マッキーはマイカーのエルグランドを点...