Nicotto Town



祇園祭

京都の夜
鴨川の土手の上
川面を見つめ

打ち上げ花火
ヒュルヒュルと天に舞い
落ちてくるは落下傘
ついでに見える空飛ぶ円盤

四条通を歩く
人、人、人
絣の着物が美しい
提灯が明るく鉾を照らしだす

新町通りに入る
夜店、芋を洗うような人
売り声に掛け声
それ以外は聞こえない
ここにも鉾はそそり立...

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白い夏の日


窓を開けると木の枝から鳥が飛び立っていったいつも鳴き声をあげ枝周りで遊んでいく四十雀だ
そこに居たんだ外は鳴くことを忘れるほどの暑さなんだね
静けさそして部屋の中の冷たさ
雑然と積み上げた雑誌の影にあなたと写った写真がある
捨てることのできない想い情熱は遠い過去へと失せて行ったのに
私はエアコンを...

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返歌・・・その3

遠い思い出が
さらに遠くなっていく

そんな雨の夕暮れ
紫陽花が寂しく雨に光っている

手を伸ばせば届きそうな
あなたの面影

それは知らない世界へと旅立とうとしている
きっと戻っては来れない遠い世界へと

あなたと会うことが出来るのは夢の中だけ
それは優しく雨音が響いてくる今日の夜

さよならを言...

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返歌・・・その2

赤い紫陽花の花のように
熱い私の想いに

青い紫陽花の花のように
冷たいあなたがいる

白い紫陽花に想いを書き綴り
あなたに渡したい

無言で歩く紫陽花の道
紫煙る6月の梅雨空

そっと手に触れた紫の花びらが
私の涙で虹色に滲んだ


また今日書いた他の方への返歌を載せましたどうなんでしょう?手抜き...

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つるバラ

つるバラが風に揺れているいま紅い小さな花が散っていく
思い出が一つ浮かぶと花びらが一つ落ちていく
いくつもいくつも
風に舞い寂しそうに
それは私の心にだけ残るあなたの面影だ
風が止んだ
瞬間あなたの笑顔が浮かんだ
梅雨の空一面にあなたの笑顔が浮かんだ
そしてそれはあっという間に
雲の中に溶け込み消え...

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