Nicotto Town



ホーボーの祖 鴨長明


最近聞かなくなったホーボーという単語、非常に好きな語です。デラシネというと思想的な根無し草という意味あいを感じますが、ホーボーには社会的底辺を彷徨する身体的印象、生活の匂いがあるかな。
震災関連のラジオで『方丈記』を紹介するものがありました。「方丈の庵」に関する言及があり、天災が怖いので方丈を作っ...

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勘違いのメルツバウ


『非常階段のほうがスキ!』という方、今回は音楽の話ではございませぬ。ダダイズムの芸術活動として知られているメルツバウを、私が盛大に勘違いしていたというご報告です。
ゴミや不要物に切手を貼って任意の住所に送りつけるという活動を、秋田昌美(と奥様)が(確か)やっていた。私はコレをたいへん面白いと思いま...

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パンブレ爺さんの話


フランスの下町に、時折やってきて椅子や家具の修繕をする爺さんがいたそうです。「まさか!」という意味のフランス語が縮まって『パン・ブレ爺さん』と呼ばれていたそうな。面白い話をしてくれるので、近所の子供はいつもお菓子片手に集まってきます。
ある日、爺さんが始めたのはこんな話でした。ド・レエ伯爵の一人息...

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内部配線とアートワーク


配線や配管というのは立派なアートであり、またビッグビジネスでもあります。革新的な理想と、経済最優先のやっつけ仕事の壮絶な格闘の現場でもあります。自治体の送電にしろ屋内配線にしろ、新旧アートの混在が興味をそそります。
半日かけて1982年製のギターアンプを修理しました。質実剛健な60年代製、技術革新...

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誤読の自己満足 誤訳の楽しみ


文学や芸術には正統・王道の解釈や受容というものがございますね。
古典文学や思想書ではコレが顕著、作家論や解説書を渉猟することになる。
ところで、誤読の帝王たる私は自己流の解釈というのも大切だと思っています。

春の詩、というのが好きです。春とは訣別と死を内包した邂逅の時だと思う。
誰のだっけ&he...

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