川場村で見た「カシオペア座流星群」は1時間に5つくらいの流れ星だった。
12月には、三大流星群と呼ばれる「ふたご座流星群」がやってくる。
12月14日は金曜日。見頃は、20時頃から流れ始め、見やすくなるのは月が落ちた夜半過ぎ。流れ星の数は、けた違いの1時間に40個。
週末のそれほど遅くない時間。...
川場村で見た「カシオペア座流星群」は1時間に5つくらいの流れ星だった。
12月には、三大流星群と呼ばれる「ふたご座流星群」がやってくる。
12月14日は金曜日。見頃は、20時頃から流れ始め、見やすくなるのは月が落ちた夜半過ぎ。流れ星の数は、けた違いの1時間に40個。
週末のそれほど遅くない時間。...
関越道の沼田ICを降りる頃には、すっかり暗くなっていた。カーナビに導かれて、北に向かう。川場村の道の駅を過ぎると、人家もなくなった。徐々に山道になり、つづら折りになっていく。
すれ違う車もなく、不安になってきとき、トンネルの手前で、野営場の看板を見つけた。砂利道に入り、山の中に入っていく。車がすれ...
朝早く目覚めた。一日は、草花への水やりからはじまる。
パソコンを開き、庭のクローバーと畑のパイナップルに水やりをする。
おっさんにしては、珍しいスイーツ男子なので、農園ではコーヒー豆とカカオを育てていた。しかし、いつまでたってもそれらを使うレシピが現れない。ニコ店は、材料不足でしばし、閉店に追い込...
リーン、リーン
「沖人です。ただいま電話に出ることができません」
「時間と文字数がもったいないので始めましょうか。どこまで、話しましたっけ。確か、適当に書いた『あんぱん、3日でカビ生えた』の160字の日記は、たくさんコメントをもらったのに、半日考えた『きらきらぼし』は、ほぼスルーだった。一週間、何...
リーンリーン、電話が鳴る。
「もしもし、沖人です」
「後輩のNです」
「徹夜で運転をして眠いんだ。おまけに、15kmジョギングして、おかに上がった河童のように瀕死の状態なんだ。じゃあな」
「待ってください。自分の愚かさを見つめなおす旅はどうだったんですか」
「勝手に、『愚かさ』を追加するな。自分...