Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。

春への幻想

1、川に来た理由

何となく生暖かい風が吹いていた。

この川の土手には、レンゲが一面に生えていて、今にも咲き出しそうにつぼみを膨らませていた。

時間はもうすぐ24時になろうとしている。

月も出てない真っ暗なはずの夜だが、何となく薄明るい気がする夜。

全てを失ってしまったと...

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神のみぞ知る

タイトルで「神のみぞ知る」と書いたつもり

しかし変換したら

「カニの味噌汁」

になってた。

タイピング下手だぞ、招き猫。。。



神様っていると思いますか?

先日、私の大切な友達とこんな話しをした。

私など、もし神様がいらっしゃったら

ここへ呼びつ...

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海の底の居心地

深い深い海の底にいるような、そんな孤独感に襲われる事がある。

以前の私ならば、わざわざ孤独を求めて独りになった事もあった。

今はただ、人恋しくて

誰かと話したくて

孤独が怖くて

恐ろしくて・・・

時折波のように訪れる孤独感

これが虚無?

海の底を虚無僧...

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父の背中

1967年、私は生まれた。
私が生まれて一番喜んだのは、祖母のようだった。
何でも、私の母から私を奪ってしまう勢いだったとか・・・。
私自身の記憶が無いのではっきりした事は言えませんが、祖母の異常なほどの私の可愛がり方が原因だったのかも知れない。
私の両親はその後、私を育てる事を放棄して離婚...

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少年の夢

「私の人生に、君の存在が必要です。」

19歳の時、女性に始めてこのようなセリフを言われた。
楽しいから付き合うとかでは無く、好きだから一緒にいたいでもない。
その人の記憶の中の、決して消す事のできない存在。私にはそんな意味合いの言葉に思えた。

「私の人生に、君の存在が必要です。」...

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