Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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さよならのみせしめ

ここにこうして座っていると
あなたのことを思い出す
あなたの息とタバコの香り
なんて言うタバコだったかしら


1本だけもらって吸ってみたら
むせてばかりの私
「だめだなぁ」と笑うあなた
これだけは共有できなかった


これだけと思っていたのは私だけだったの
あなたには誰がいたの
どちらを愛していた...

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風に吹かれて

聞きたかったのに
最後にもう一度だけ
でもそれはいけないことだったの
私の我儘だったの
さよならが最後の言葉なんて悲しすぎる


いくつものさよならを越えて
出会った二人がこうして
またさよならに出会うなんて
そんな運命のいたずらだったの
涙の重さを知っていたの


あなたを求める人が私じゃなかった...

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愛の軌跡

あなたのぬくもりが
残っているかどうかそんなんじゃなくて
もうつかめないものだという
私の手に指し示す


あなたが去っていくことを知っていたなら
何故もっと愛さなかったろう
ううんそれは違う
知らな方のはきっと私だけ


気付かなかった秋の軌跡を
一度も振り向かなかったなんて
静かにそこの愛の空気...

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砂時計(2)

浜辺に吹く風が
風紋を残すように
さらさらと音を立てて
形を変えて行く
そんな愛だったのかもしれない


もう一歩でもよかった
あなたと共に歩けたなら
もう少しでもよかった
あなたに寄り添えるなら
でももうそれははかない夢


本当に欲しかったものは何
本当に手にしたかったのは何
指の間から流れる砂...

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ピリオド(2)

いつの日だっただろあ
あなたが目を向けなくなったのは
いつの日だったろう
あなたの目が悲しくなったのは
たぶんそれがピリオドの始まり


いつも見つめてくれていたのに
私は下を向いてばかりいた
いつも包んでくれていたのに
私は身をそむけていた
いまになってこんなにいとおいしいあなた


いくつか分岐...

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