何かを抱きしめようとして風は生まれた
風が消えるのを見たものはいないように
その誕生を知るものもいない
空だけが体の奥底でそれを感じるのか
何かに口づけしようとしてその鳥は生まれた
その鳥こそ君なのか 風に乗って大空を羽ばたくのではなく
地面すれすれに街を切り裂...
昔、昔ギリシャにゼウスという神がいました。
その末っ子の名前はヘルメス!
その800代目の子孫が僕ちゃん!
決して嘘八百ではありません。
自由気ままな僕は泥棒や山賊の守り神
何かを抱きしめようとして風は生まれた
風が消えるのを見たものはいないように
その誕生を知るものもいない
空だけが体の奥底でそれを感じるのか
何かに口づけしようとしてその鳥は生まれた
その鳥こそ君なのか 風に乗って大空を羽ばたくのではなく
地面すれすれに街を切り裂...
どこからともなく配達員が現れる
家々に投げ込まれる今日の新聞
僕はそれを恐る恐る手にして
誰もいないところへ持って行く
一面ずつめくっていく手が震えるが
次第に安堵が広がっていく
今日は何も書かれていなかった
僕はインクで汚れた新聞が大嫌いだ
一枚の新聞にのしかかるインクの重さを...
孤独というには世界は隅々まで繋がり
回線は高速で観念の中を海月のように漂う
誰かがどこかで僕と繋がっている
しかし、何が繋がっているというのだろう
昨日までの重い景色が錆び付く
他人の幸不幸を遠慮なく笑う自虐
自分勝手な猪突猛進の狂気は
リアルな世界とは一線を画し ...
母の日のプレゼント
じゃ、ありません! (^_^;)
君が綺麗だからって言うからオレオを連れて見に来たよ確かに満開の桜もいいけど柔らかい緑の葉桜も落ち着くね歴史を感じるごつごつした太い幹逞しい枝ぶりに気おされる
そっと息を吹きかけるような風が吹いてきた妖精のよう...
答え合わせをしようとして
そんなものはないと言われ
うろたえ
涙ぐんだりしていた
何かを探し 何かを求め
しかし、そのように僕は
何も知りえぬ日々を生きていた
答えられない問いはない
天上に輝く星々の運行のように
永遠の法則のもと
世界は美しい
その秘密にいつかふれるこ...