Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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シャボン玉

「こんなはずじゃなかったのに」
あなたは言ったわね
じゃあ どんな明日を見ていたの
あなたより驚いている
私がいるというのに


次第に別れて行った心は
もう取り戻せなくて
あなたは背中を向けて行ったわね
隣にはもう
私はいないんだわ


二人は一体なのにを
夢見ていたんだろう
それは夢でしかなくっ...

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夕日の海岸線

もう会えない
そんなことは分かっている
自分に言い聞かせてきた
それなのに
まだ手はあなたを追い求めている


暖かだったあなたの手
つないだそれには二人の想いが
流れているはずだったのに
どうしたんだろう
離れてしまった今は


お互いに気づいていた
長すぎた春の日々に
いつかひびが入ることを
で...

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コンサート

たった一人で行くコンサート
いつもは二人一緒で
乗り損ねた電車のホームで
二人で笑っちゃって
そのままホテルにお泊り


いつも笑わせてくれた
いつも明るかった
でも それに疲れたのか
言葉が少なくなっていって
笑顔も遠くなっていった


何が悪かったんだろう
何がいけなかったんだろう
自問してみる...

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封印

大切にしていた心の鍵を
こじ開けてしまったのは誰
そこにはどんな風景があったのだろう
見ることさえもできないで
ただ扉の陰に隠れる


どうして開いてしまったのだろう
そこには取り出すものもなくて
光もささないまま
北風が吹くだけで
春の訪れなんて見えやしない


開けたくなかったのだろう
何かが壊...

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北の町で

すれ違いの恋が終わったころに
北の町にやってきた
そこにはまだ春の気配もなくて
私の心を包んでくれる


こんなんじゃいけないと思っていた
いつかその日が来ると思っていた
二人会う時間を大切にしたかったのに
「もう終わろう」と言ったあなた


どうすればよかったんだろう
あなたを繋ぎとめておくには
...

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