Nicotto Town



自作小説倶楽部11月投稿

『温かな午後』
「畜生」思わず罵りが唇からこぼれ落ちた。かつての相棒から「お前は詰めが甘い。勝ったと思った瞬間、ボロを出して負ける」と言われたことが頭をよぎる。俺より少し年上なだけで随分御託を並べてくれたが、俺より先にしくじって今は僻地の刑務所にいるはずだ。ざまあない。それに、まだ仕事は途中だ。自分...

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ネタばれ読書日記『天使は黒い翼を持つ』

著者;エリオット・チェイズ
評価 ★3
あらすじ脱獄仲間が考えた『飛び切りのヤマ』のため石油堀りで資金を稼いでいた俺は安ホテルには不似合いな極上の美女ヴァージニアと知りあい。彼女を『ヤマ』のための相棒にする。『ヤマ』とは銀行の装甲車(現金輸送車)の強奪だ。デンヴァーで新婚夫婦を装い生活するうちに俺は...

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ネタばれ読書日記『オイアウエ漂流記』

★4あらすじ南太平洋で小型飛行機が遭難、無人島にたどり着いた10人は開発会社のパワハラ部長、元ラガーマンの体育会系課長、美女だが気の強い主任、下っ端社員、取引先のおバカ御曹司、新婚夫、夫と成田離婚を考える妻、まだらボケでガダルカナルに居るつもりの老人と小学生の孫、暴力的自然保護活動家の外国人とトラブ...

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自作小説倶楽部10月投稿

『ハロウィンの小話』
「トリック・オア・トリート!」休日の静かな夕べを無粋なブザーで邪魔され、それでも老人ホームに居る父親がくたばった知らせかもと思ったので玄関のドアを開けました。そしてその言葉です。カボチャ頭のお化けに青白い顔の魔女にミイラ男、6、いや8人くらいいたかな。彼らが爛々と目を光らせて私...

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ネタばれ読書日記『機械探偵クリク・ロボット』

評価★1内容
古代ギリシアの発明家の子孫ジュール・アルキメデス博士によって発明されたクリク・ロボットはいくつもの機能により事件を解決する。
感想バカミスである。アマゾンの紹介に二大巨編、とあったけど中編2話くらいの薄めの本。著者名はカミとなっているが、本名はピエール・ルイ・アドリアン・シャルル・アン...

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