晩夏 あなたが教えてくれた言葉荒々しい波と入道曇 その身を隠し 次の季節まで息を沈める
その言葉が好きだった 荒々しく髪を靡かせて 何も言わずに立ち尽くすあなたのそんなところが好きだったあなたは何を想っていたのか
こんな時でもサーフィンをする人がいる彼らは季節を選ばないいい波を追いかけて...
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晩夏 あなたが教えてくれた言葉荒々しい波と入道曇 その身を隠し 次の季節まで息を沈める
その言葉が好きだった 荒々しく髪を靡かせて 何も言わずに立ち尽くすあなたのそんなところが好きだったあなたは何を想っていたのか
こんな時でもサーフィンをする人がいる彼らは季節を選ばないいい波を追いかけて...
寄せる涙 返す波風が運んでくる私の心も行ったり来たりあなたの胸から離れはしない風が心地いい
そう二人の間に何が起こったのか今は何も分からないあの時にもわからなかったただ深く傷ついただけ
今では二人離れてしまったけれど傷口はうっすら残ってあの日を物語るどうしようもないのに
夏は終わった夕暮れが来...
泣いたあなたと別れた夜泣いた 心が折れるほど涙が枯れるほど
あなたには彼女がいる私には誰も居ないたった一人のあなただったのにそれも失なってどう生きて行けばいいのか
そうして半年が経った今もあなたは恋しいでも一人でいることにも慣れたこれはいいこたとなのか区別がつかない
あなたが恋しかった半年未練...
あの時あなたもそう感じたに違いない別れの時の切なさをそれでも引き返せない何かがあった私と違う何かがそれを告げなかった
自分を悪者にしてそんなことできないのにすぐにわかってしまうのに本当の事を言わなかった私は見抜いていた
私を振ったところであなたは自由になれないまだ未練かあるからまだ好きだからまた愛...
夏の終わりを追いかける様にこっそりと秋が忍び寄ってくるもうすぐ色付く街路樹も自分が一番だといいながらその日を待っている
私とあなたに2回目の秋は来なかった金色に輝く街路樹も 二人で見たのは一度だけで懐かしさを感じることもなく まだ緑色の葉を眺める
仲睦まじかった私達なにが起きたのだろうそんな事は...