Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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吹雪

昨日までのお天気が嘘のように
今日も冷たい雪が降る
もう随分と積もっているのに
そんなことは知らないよと言うように


雪遊びをしていた頃に
もう帰れない
そんなことさえ悲しいのに
あなたが側にいない


もう慣れたはずだったのに
悲しみを凍らせるように
封印したはずだったのに
まだ雪解けは遠いのに...

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ラッシュアワー

朝日が眩しい
またラッシュが始まる
今日から1日の始まる時間に
あなたに会えるだろうか
いつものあの駅で


ちょっとのおしゃれが
あなたの為なんて
きっと知らないわね
私の存在さえも
あなたは知らないのに


香水を控えめにして
あなたに気づかれたくない
本当はこっちを向いて欲しいのに
目立たない...

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新年の過去

数秒間の違いで
眩しい光が見えて
あなたのことがもう
過去になっていく


いくら追っても
すがりついても
無駄な事だから
泣きもしなかった私


街に落ち葉が舞い散る頃
二人違う道を選んだ私達
本当は別れたくなかった
でももう一緒には歩いて行けなかった


想いは積もり積もるばかりで
忘れるなんて...

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最後の最後

今年に別れを告げる
最後の鐘がなる
あなたと二人で聞きたかった
長く長くのびる響き
でも今は一人

最後の朝を迎えた
今日はどんな日だったろう
もう迎えられない朝だと思っていたのに
時間は過ぎていく
私にお構いなしに


陰に隠れたかった
暗い暗い陰に
別れを告げた日なんて
思い出したくなかった
で...

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去りゆく年に

一緒に訪ねた神社
あれはいつの年だったろう
随分と遠い日のような気がする
もうすぐ一年がたつというのに
もっと遠い気がする


二人でお祈りしたのは
どんなことだったのだろう
話すと願いが叶わないと
言ったのは誰だったのだろう
だから二人内緒にしていた


あなたは何を願ったのだろう
私の願いはかな...

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