Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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迷いの季節

あなたがいなくなった
ぽっかりと空いたその中に
何を埋めようというのか
想いさえ届かないそこに


今はもう会えないことが
辛いとか悲しいとかいうことじゃなくて
うつろになったあなたの影に
もう届かない私の手


あなたがどこにいようと
かまいはしないけれど
あったはずのぬくもりが
季節の風に冷えて...

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交差する片恋

あなたはいつも
私に話しかける
彼女は何が好きだとか
どんな話をしたらいいのとか
どんなものを贈ろうとか


あなたはいつも
カフェに私を誘う
恋の相談事
「メールをもらえるようになったよ」
そんなことは私は知らない


いつもいつも
彼女の話ばかり
私だって好きなのに
あなたのことを好きなのに
笑...

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月明かり

いつもあなたの左側を
歩いていた私だった
「なんで右じゃダメなの?」
そんな質問をしたあなただったけど
今は右側が空しい


明るい月明かりに照らされて
空を見上げればそこに
あなたの笑顔が浮かぶ
いつもいつも一緒だった
これからもそうだったはずなのに


あなたの左側に
本当は別れ道があったなんて...

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記念日

一年前の今日
今でも覚えている
あなたと出会った記念日
こんな日になるなんて
誰が思ったことだろう


記念日なんて
もう好きじゃない
悲しいだけだから
泪の烙印を押された
もう取り返すこともない日だから


あの日あなたと出会わなかったら
今 私は幸せだろうか
何事もなかった1年だったろうか
まだ...

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過ぎゆく季節

季節の変わり目に人は
何を残していくんだろう
あの眩しかった日々に
置いてきたものは
もう取り戻せないけど


一つ一つ崩れ去った砂の城のように
風が 波が押し寄せる
心もそれに崩れていく
あなたとのつなぎ目をほどくように
ことりと落ちた愛が一つ


まだ木々の葉は青く
天高く伸ばしているけど
その...

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