Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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終着駅

あなたからの年賀状
「結婚しました」の年賀状
そんなことは分かっていた
だって出席したんだもの


お気に入りの和服に
初めて手を通した
髪を結って着付けをして
一体どこに行くんだろう


おごそかに式が終わって
楽しい披露宴
あなたも彼女と笑っている
一番の笑顔


この中で私だけが
心に涙する
...

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雨音

真夜中の雨音
目が覚めて眠れなくなった
ベッドを抜け出して
熱いコーヒーを入れる


ぼんやりと座って
コーヒーを飲む
あの日もこんな雨だった
そんなことを思い出しながら


向かい合わせで座るカフェ
静かに時が流れる
もう話すことはないというように
あなたは立って行った


コーヒーが冷めていく
...

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煙の向こうに

いつものカフェに座れば
あなたが入ってきて
私の向かいにわって
笑顔で注文をする


今日はあなたと会った記念日
そんなことは覚えていないだろう
何くれとない会話
そうして時間は流れて行く


いとしかったあなた
いつもいてくれることが
なによりうれしかった
記念日なんて覚えてくれなくても


タバ...

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伝言版

少しの間、訪問をお休みさせていただきます。
おいで下さった方、ありがとうございます。
伝言版に書いていただけると嬉しいです。

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ブラックコーヒー

ファミリーレストランの一角で
窓から外を見る
まわりはおしゃべりの渦の中
そこここに点在する一人の客


彼らは何を考えているのだろうか
仕事をしている人もいる
本を読んでいる人もいる
ぼんやりとした人もいる


お代りのコーヒーを頼んで
窓の外を見続ける
あなたが来るんじゃないかと思って
走って来...

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