夕暮れがやがて暗くなっていく
電気もつけずに暗がりの中で
膝を抱えて部屋の片隅で
あなたのことを考える
この部屋を
出て行ったあなた
狭かったはずのこの部屋
今は広く感じる
鍵を渡された時
悲しかった
追い求めたかった
でももう帰らない
楽しいことも
喧嘩したことも
この部屋はみんな
見...
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夕暮れがやがて暗くなっていく
電気もつけずに暗がりの中で
膝を抱えて部屋の片隅で
あなたのことを考える
この部屋を
出て行ったあなた
狭かったはずのこの部屋
今は広く感じる
鍵を渡された時
悲しかった
追い求めたかった
でももう帰らない
楽しいことも
喧嘩したことも
この部屋はみんな
見...
昨日見た夢は
何だったのだろうか
あなたと肩寄せ合い
歩いた緑の道
正夢になることはない
あなたは彼女のもの
だってあんなに中がいいもの
いつだって一緒だもの
新緑がきれいな道
君と歩きたい
肩寄せ合って
どこまでもどこまでも
君は誤解してないだろうか
僕が彼女といることを
彼女の彼は
...
チューリップの中のお姫様
小さなちさなお姫様
見つけるのは誰だろう
チョウチョウか 蜂だろうか
つぼみが段々膨らんで
華やかに花弁を開いて行く
春の陽気を一身に受けて
雄蕊雌蕊まて覗きこめる
じっと待ったこの季節
冬の間も根を張って
春を待っていたこの花は
今を盛りにと咲いている
じっと...
春一番に見たチョウが
モンシロチョウだったら
それはいいことのしるし
そんな話を聞いた
花たちに群れるチョウたち
そんな風景ももうすぐ
まだ寒い日もあるけど
春は足音を立てて近ずいてくる
いいことって何だろう
あなたと会えることかしら
あなたと恋することかしら
愛し合うことかしら
そんな...
満開の桜の花
「帰るからね」
あなたからのメッセージ
なによりうれしい
風に吹かれながら
桜の花びらが散る
桜の季節には間に合わないけれど
あなたのことを想いながら
「待っているからね」
その一言が言えない
負担になるんじゃないかと思って
でも正直な気持ち
あなたが遠くに赴任して
会える...