チクタクチクタク
時計の針が動く音
やけに響く夜の部屋
鞄をベッドに放り投げる
今日も1日が終わる
時計が12時を指した時
新しい1日が始まる
誰も頼んでもいないのに
眠れない夜を過ごしたまま
幾日がたつだろう
あの日からちょうど1カ月
カレンダーを見つめる
黒いスーツにバラの花
訪れた...
お気入りの設定を表示しない。
お友達の設定を表示しない。
チクタクチクタク
時計の針が動く音
やけに響く夜の部屋
鞄をベッドに放り投げる
今日も1日が終わる
時計が12時を指した時
新しい1日が始まる
誰も頼んでもいないのに
眠れない夜を過ごしたまま
幾日がたつだろう
あの日からちょうど1カ月
カレンダーを見つめる
黒いスーツにバラの花
訪れた...
もしも魔法が使えたら
あなたをこっちに向けるのに
私の方を向いて
笑顔で手をつなげるのに
もしも魔法が使えたら
あなたの肩を抱くのに
向かい合わせで
愛を確かめるのに
私の心を知って
私がいることを知って
私のまなざしを知って
私の愛を知って
隣に座っていても
遠い存在のあなた
笑い声が...
友達から届いた
結婚式の招待状
好きだったあなたと
白いドレスを着た彼女
ずっとあなたが好きだった
友達の恋人と知りながら
その存在だけでもよかった
あなたと会えるだけでも
追いかけてもあなたには
追いつけなかった
背中を見せて
どんどん歩いて行くあなた
この想いを抱えながら
見るのは辛...
お揃いのリング
外したのはあなた
なぜ どうして
涙が頬をつたう
「ごめんな」
その一言で
私の心は
涙をぬぐえない
悲しい物語
こんな日がくるなんて
映画のワンシーンのよう
でも私たちのこと
追いかけたい
でも足が動かない
追いついてもあなたは
困った顔をするだけ
好きだったあなた...
朝
快晴のブルー
陽射は暖かくて
一時季節を忘れる
日陰には
先日の雪が残っていて
多分それも
溶けていくだろう
あなたへの想いも
冬の間の木々の芽ぶきのように
じっと抱いていた
春を待つように
こんな晴れた日には
新鮮な空気をたっぷり吸って
胸の想いに息を入れよう
こわばった想いも溶け...