Nicotto Town


今年は感想を書く訓練なのだ


自分の思った事、感じたままを人に伝える事って実は難しい。「なにそんなんで感動するわけ?」って事が往々にして起こりうるからだ。

『聲の形』 (2016)

◆概要
ヒロインは転校してくると、自己紹介を書きつけたノートを掲げて見せた。
友達を作ろうとする純真無垢な少女へ、いじめと言う現実が突きつけられる。
主人公の少年はいじめを率先したことから、される側へ転落して行く。
自殺しようと決心した主人公は、ヒロインへケジメの謝罪をするところから物語が動き始める...

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『レインツリーの国』(2015)

◆概要
SNS時代、それは言の葉をネットを介して伝える事で幕が開けられた。
子供の頃、おなじTV番組を見て志村のコントを真似た会話が、教室の隅から聞こえてきた。
今はどうなのだろう? ようつべで見たおもしろ動画のコメントを、ラインやフェイスブックでつぶやく。
広いネットワークの世界に、教室の片隅が形...

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【三夕の和歌】どうにも止まらない、俺自慢な3人

以前この歌を題材にしたショートショートを書き込んだのですが、何のコメントもいただけませんでした。
ちょっと侘しいので、改変してリベンジです。まず初めに『秋の夕暮れ』の侘しさを詠んだ、三つの和歌を紹介いたします。「さびしさは その色としも なかりけり 槙(マキ)立つ山の 秋の夕暮」 寂蓮法師
「心なき...

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『ソウル・サーファー』(2011)

◆概要
サメに襲われて片腕を失いながらも、様々な葛藤と荒波を乗り越えて行く天才少女サーファーの物語。
傷も癒えた後、彼女が海に戻って来た。腕を回して波に立ち向かってゆく少女の姿。
何度もボードから投げ出され、打ちひしがれる少女の姿が私の胸を打つのは何故だろうか。
立ち尽くす彼女が恐れていたのは、サメ...

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『泥の河』(1981)

◆概要
ある時対岸に船上生活者の小舟が引かれてきた。
その船にはは母と姉弟が暮らし、ひょんな事から弟のきっちゃんと仲良くなり物語が始まる。
母は夜な夜な客を引き、二人の子供を養っている。
信雄が家族ぐるみで親切にしてくれているのを聞き、顔を観たいと招き入れる場面。
扇でなくても団扇で口元を隠す仕草に...

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