Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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夜の高速

深夜の高速道路を走る
行き交う光の影
あなたは黙ったままで
ハンドルを握る


CDからは心地よい音楽
静かな車内に流れる
たった一つの音
私も無口になる


一休みにはいった
輝々としたカフェ
熱いコーヒーに手を暖める
二人押し黙ったまま


この先のことなんかわからない
あなたと私と同じ
行く手...

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クリスマスの夜

クリスマスカードを送ろうと思ったのに
あなたの住所を知らない
携帯の番号なら
知っているけれど


知らないことがたくさんある
例えば彼女と過ごす時のこととか
一人で部屋で過ごす時のこととか
私をどう思っているかとか


メールで送ればいいのだけれど
それは味気ない
私の文字で
送りたかったのだけれ...

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距離

桜吹雪の中
卒業の日を迎えた
もうあなたともお別れ
あなたは故郷に帰る


サークルで一緒だったあなた
遠くて近い間柄
心はいつもあなたを追っていた
この気持ちを分かっていたの


サークル仲間で送別会
あなたの姿を目で追う
冗談を言いながら
笑いで盛り上げる


帰り路であなたは
「もうお別れだね...

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満員電車

今日は冷たい雨
傘を持つ手がかじかんで行く
満員電車に
傘をたたんで乗る


雨粒が流れる窓の外
人ごみに倒されないように
しっかり足をつけて立っている
香水の香りがする


そう言えばあの人は
満員電車の中の
香水の香りが苦手だった
息がつまるって言っていた


今頃あなたも
満員電車の中で
会社...

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二人の片想い

あなたが好き
あなたが好き
あなたが好き
心の中で繰り返す


どうやって伝えよう
胸の中に飛び込みたい
あなたの心を知りたい
窓の外を見つめる


君が好き
君が好き
いつも一緒にいたい
心の中で繰り返す


手をつないだら
気持ちが伝わるだろうか
そんなこともできない
誰か好きな人がいるだろうか...

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