ホントにいやなヤツ
それをいってに引き受けて君は進む
僕のどこかであぐらをかいて
寝そべって
ご飯を食べて
グーグーいびきをかいて
自由気ままに
動き回る
頭をたたいて
のどを引っかいて
鼻に水まいて
目をしょぼしょぼにして
頼んだわけでもないのに
勝手に入ってきて
全くもうあんたは凄...
ホントにいやなヤツ
それをいってに引き受けて君は進む
僕のどこかであぐらをかいて
寝そべって
ご飯を食べて
グーグーいびきをかいて
自由気ままに
動き回る
頭をたたいて
のどを引っかいて
鼻に水まいて
目をしょぼしょぼにして
頼んだわけでもないのに
勝手に入ってきて
全くもうあんたは凄...
ねぎに豆腐に人参に
ゴボウこんにゃく里芋に
お大根に豚肉を
グツグツグツグツ煮ています
ここはお鍋の
アットホーム
真っ赤な顔した人参に
真っ白大根恋をした
豆腐にねぎも話し込む
明日の味噌汁にも入らなきゃ
ゴボウに里芋は昔話
地面の中の暗いお部屋の思い出話
残っているのは豚肉さん
そし...
豆を当てられ
鬼が泣く
痛い痛いと
鬼が泣く
赤い鬼さん
お顔にばしばし
青い鬼さん
お尻にばしばし
痛い痛いと
鬼が泣く
ごめんなさい
もうしません
悪い事は
もうしません
わかってくれれば
それでいい
赤鬼さんに青鬼さん
一緒に食べよう朝ごはん
みんな仲良く
いただきます
み...
冬の夜
そして下弦の月の夜
あなたは一人凍え
外にたたずむ
月は泣きながら
冷たく透明な光を流す
あなたの息は白く
闇を切り裂き
月の涙は凍り
あられの様に落ちてくる
寒いのですか
私の腕の中でおやすみなさい
子守唄を歌いながら
そっとあなたと月を抱きしめる
肌を切り裂かれ
氷の涙に...
やわらかさに包まれた
あなたの心の中に
ひとつ
愛を見つけた
そっと口づけをすると
甘酸っぱさが広がった
心が共鳴する
春の香りがした
もうひとつ
愛を下さい
わたしの
心の空白を埋めて下さい
だからもうひとつ
愛を下さい
さっきいちご大福を食べました
不調の体にしみわたりました...