一本の傘
あなたと肩寄せ合って
歩いた街の灯
しとしとと降る雨
一本の傘
待ち合わせた日曜
あなたの傘は広くて
でもあなたの肩をぬらす
一本の傘
私が選んだ傘
クリスマスプレゼントに贈った
あれはいつのことだろう
一本の傘
冬の冷たい雨にも
私たちを包んでくれた
空からの贈り物を避けるよ...
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一本の傘
あなたと肩寄せ合って
歩いた街の灯
しとしとと降る雨
一本の傘
待ち合わせた日曜
あなたの傘は広くて
でもあなたの肩をぬらす
一本の傘
私が選んだ傘
クリスマスプレゼントに贈った
あれはいつのことだろう
一本の傘
冬の冷たい雨にも
私たちを包んでくれた
空からの贈り物を避けるよ...
あなたとのことを
ずっと彼は知っていた
あなたとの別れも
彼はずっと知っていた
「元気ないね」
「そんなことないよ」
そんな普通の会話が
彼とのやり取りだった
「実はね。ずっと好きだったんだ」
彼からの告白
あなたとの日々が
まだ頭に残る頃
これでいいの
彼を受け入れていいの
あなたの面...
ラベンダーの香りはんえるを
眠りにつく香り
ゆったりと心を静め
たおやかに眠らせる香り
ダージリンの香りは
夢をくれる香り
ふっと唇をつければ
体に熱く流れる香り
今年もあなたと
イルミネーションを見に行く
光のトンネルを抜けると
眩しい光の渦の中
長い長い列を待って
ようやくたどり着く...
マグカップにコーヒーが二つ
一つは黄色
一つは水色
湯気を断つ茶色のお湯
熱いコーヒーを
そっと口に運ぶ
カップまで熱くなって
心の中まで熱くなる
ふとあなたのことを考えてみる
あなたの部屋の鍵をもらって
よく待っていたものだった
バイト先のファストフード店からのあなた
水色のマグカップ...
真夜中のコーヒーショップで
しばらく体を休める
こんなドライブを
教えてくれたのはあなた
真っ暗な道路には
行きかう車と
街灯の光だけ
道行く車を眺める
休日の前の夜は
なぜかさびしくなる
一人で過ごす1日が
やけに長く感じる
昨日の風で
落ち葉も多くなり
木々は冬の格好になる
春の命を...