タバコの煙をふかせながら
その向こう側にあなたがいた
「喫煙所がなくてさ」
本当は好きじゃないけど
彼だけは許しちゃう
あなたの好きな銘柄は
いつも机の引き出しに
用意していた
タバコが好きな彼が
きらさないように
「クリスマスにはどこに行こうか」
まだ早いのに
そんなことを言ってくれる
そ...
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タバコの煙をふかせながら
その向こう側にあなたがいた
「喫煙所がなくてさ」
本当は好きじゃないけど
彼だけは許しちゃう
あなたの好きな銘柄は
いつも机の引き出しに
用意していた
タバコが好きな彼が
きらさないように
「クリスマスにはどこに行こうか」
まだ早いのに
そんなことを言ってくれる
そ...
歌にあった
「日曜日のデートの時は
ゆくっくり僕らを空へ運ぶ」
夕暮れ時になった遊園地の
観覧車に私たちも乗ってみる
ずっと手をつないで歩いてた二人
でも何かぎこちなくて
恥ずかしさに目をやれば
おたがいにはっと目をそらして
ぽつりとした会話をする
もうすぐ帰りの時間
「観覧車に乗ろう」
「...
詩が書けない
恋しい詩が書けない
あのころはたくさん書いた
二人でいることを
山のように書いた
こんなに心に残るなんて
しんみした恋だと思っていたのに
あなたが好きだった
いつまでも好きだった
永遠好きだった
ノートを広げても
何も触れられない
あのことしか思い出せない
二人の恋の日々の
面...
秋の一日に
体を寄せ合って歩く
あなたの体温がいとしい
私の体温が移りこむ
腕をからみながら歩くあなたもおなじだtt
いちずな夢を見ていた
それはあなたも同じだった
何時か二人は結ばれて
いとおしい時間を過ごすはずだった
信じていた
泣いた
思い切りないた
切なくて泣いた
気持ちを整理できな...
量雑誌を開きながら
少し早いけど
クリスマスに行く
白銀の世界を
あなたと決めていた
「どこがいいかなぁ」
頭をひねるあなた
ほほ笑むだけの私
あなたの笑顔さえあれば
どこだっていい
「やっぱりあそこがいいんじゃない?」
彼がアルバイトをしていた高原
知り合った私たち
私たちの軌跡を作ってく...