忍び寄る秋は
木の葉を赤く染めて
いつの間にか
カサカサと
足音を立てる
カフェの片隅で
そんな風景を見ている
あたたいカプチーノは
シナモンの香り
シュガーを抜いたほろ苦さ
向かい側に座るのは
誰もいない
あなたがいなくなって2度目の秋
ぬけだせないまま
季節が過ぎていく
通り過ぎるの...
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忍び寄る秋は
木の葉を赤く染めて
いつの間にか
カサカサと
足音を立てる
カフェの片隅で
そんな風景を見ている
あたたいカプチーノは
シナモンの香り
シュガーを抜いたほろ苦さ
向かい側に座るのは
誰もいない
あなたがいなくなって2度目の秋
ぬけだせないまま
季節が過ぎていく
通り過ぎるの...
一人で歩く道は
疲れてさびしくて
右側が空洞で
あなたの影が辛くて
道の長さを伝えられる
秋の道はきれいで
色々なカップルがいて
楽しそうに歩いていて
木の葉が風に吹かれて
はらはらと散って
アルバムに張った銀杏の葉は
黄色を残したまま
枯れることもなくて
思い出を残して
心が痛くて
な...
金木犀の咲く頃
うっすらといい香り
道に香りを巻きながら
心を癒してくれる
金木犀の咲く頃
小さな花が落ちる
香りを残しながら
鮮やかなオレンジ色に染まる
金木犀の咲く頃
あなたから届いた一通の手紙
結婚するよとの招待状
私の心は届かなかった
彼女がいることは知っていた
私の片恋だった
...
今年も銀杏並木の季節が来た
カサカサと音を立てて
さらさらと降る銀杏を踏みしめて歩く
代々木公園の銀杏は
観光客で一杯だろう
それよりも少し外れた所に
目をはる銀杏の木がある
こんな風にぽつりと植わった銀杏は
誰も目がいかない
例えば図書館の端や
公園の片隅
私とあなたが行った時は
もう...
3カ月にわたる、長期のお休みをいただいて、ありがとうございました。
やっと復帰できるようになりました。
まだだま、ご訪問は間遠になりますが、お伺いしたいと思います。
これからもニコたを楽しみたいと思います。
いつのも場所にいますので、お声かけくださいね。