Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

場に咲く花を言葉が縁だ─『異界を旅する能』他1


 この頃、日本的なもののほうへ気持ちが傾いている。理由はいくつかあるかもしれないが、ぱっと思いつくのは北斎だ。北斎によって、浮世絵のよさを知った。触れられることができた。それまではどうも浮世絵は苦手だった。いいと思えなかったのだ。もっとも今も、浮世絵に関しては北斎以外のものにはあまり触手がうごかな...

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土方歳三と葛飾北斎

尊敬する人物で、まっさきに連想するのが
土方歳三。

ぶれない生き方に、小学生のころから憧れている。


今なら葛飾北斎だろうか。
有名な冨嶽36景は、70歳をすぎてからの作品だ。
今でもかなり高齢だが、当時は今の8掛けの年齢だから
今の年齢でいうと、95歳をすぎてからの作品ということになる。

 ...

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おくのほそ道

むかしは、『おくのほそ道』
よさがわからなかったんだけど、
いいなあ。
ことばが重層的だ。
たたまれ、たたまれ、ひろげると、
世界が、古と、歌と、現在(彼、芭蕉のだ)を、緻密にむすびつけて
そこにあるのが、感じられる。
彼の旅は、決して、生半可な気持ちで行われたものではない。
それは境界をめぐる旅で...

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CMに出たこと、思い出した

小さい頃、父親がテレビ関係の仕事をしていたからか
何本かCMにでたことがある。
今は、おそらく、子役とかで、そういった枠が埋まってるから
素人が出ることって、ないんだろうけれど
当時は、もっと、いい加減だった。
ちょうどいい年齢の子が、だれそれさんのうちにいるから、
使っちゃおう、みたいな。

ひと...

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異国という、新鮮さ

なにかをはじめて食べた時って、たいていなにかしらの
驚きにみちた感動があると思う。
とくに印象深かったのは、ふたつ。
ほぼ同時期にたべているから、若さゆえの感受性のするどさ
とかもあるのだろうけれど。
(その四五年後にたべたはじめての食べ物では
もはやそれほど、感動はおぼえなかったから&hellip...

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