大好きな家族へ【オリジナル】
- カテゴリ: 自作小説
- 2015/01/14 20:49:50
あるところに名前のない少年が住んでいました。
少年の両親は自営業を営んでいましたが、時代の移り変わりによって儲けがありませんでした。
父親は酒に溺れ母親は少年をおいて家を出ました。
少年はあるとき床に落ちていた一輪の花に触れました。
それを知った父親はその日、自ら命を断ちました。
孤独になった少年は...
あるところに名前のない少年が住んでいました。
少年の両親は自営業を営んでいましたが、時代の移り変わりによって儲けがありませんでした。
父親は酒に溺れ母親は少年をおいて家を出ました。
少年はあるとき床に落ちていた一輪の花に触れました。
それを知った父親はその日、自ら命を断ちました。
孤独になった少年は...
注意
・BL
・兄弟の恋物語
・曇天に笑う小説
ではどうぞ!
俺はさ
空丸のことが
兄貴のことが
「「好きだったんだ」」
ひとりぼっちの部屋の中でそっと声に出してみる。
天火は思う。
「明日もちゃんと笑ってお兄ちゃんしてられっかなー」
空丸は呟く。
「明日もいつもどおり笑...
ある任務を境に団員が次々と姿を消していった。
ヒビヤ
コノハ
エネ
シンタロー
キサラギ
マリー
最後には俺たちにとって幼馴染で、とても大切な家族だった"カノ”すらもが姿を消した。
各団員が最後に訪れたであろう場所には花が落ちていた。
ヒビヤ...
もそもそと布団から起きだしベッドの上に座ってあたりを見渡す。
ぼやっとしていた視界が徐々に開けていく。
「あれ・・・・?
いつもと違う部屋?」
どうやら寝てしまっていた俺をここまで運んでくれたらしい。
「・・・・・!?」
頭も覚めたところで、今日も朝ごはんの準備をしなくては。
部屋を出て台所...
今年最後の小説です
暁って女の子と神楽っていう暁の恋人のはなし
*暁*
「神楽、起きたのね。
気分はどう?」
私は目を覚ました恋人に私は声をかけた。
実験室には水泡の音とファレノプシスの甘く優しい香りが漂っていた。
「気分、ですか・・・・?
まぁ、そこそこですかね」
「...