Nicotto Town



ディレイニーのSF言語論

The red sun is high, the blue low.

こんなセンテンスが読者をどのように異界に誘うのかを一語ずつ分析しているのが、
サミュエル・R・ディレイニーの『約5750語』というエッセイ。
SFマガジン1996年8月号の伊藤典夫訳で読みましたが、
原著は60年代末の講演を基に...

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ひょんなことからATG

ATMは現金自動支払機、ATSは電車の制御装置、
ATフィールドは心の壁、ATはアーマード・トルーパーだったかな?
さてATGは……懐かしき日本の映画ですね。

先日呑んだ知人の一人、週休二日の勤務だけど、
一日は家族サービス、もう一日は結局仕事に出てしまうという。
時間...

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ああ懐かしのペットロック

初めて飼ったペットが『石』だったというとみな呆れ、
数秒後から妙に優しい眼差しになる。ちょ、ちょっと待てオマエラ。
いきさつを聞いてくれ。河原で拾った石を飼ってたワケじゃないんだから。

1960年代末、家族に連れられ繁華街を歩く私の視界に、
当時流行の格好をしたオニーサンとオネーサンが飛び込んでき...

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Cool ではなく Far out

カッコいいと思うものをクールと呼ぶ方が多くなりました。
音楽でもよく使われてますね。

昨夜、ジョージ・マーティンがビートルズ時代の思い出を語る番組を見ました。
リンゴ・スターと共に『トゥモロウ・ネバー・ノーズ』を聴き返しているとき、
「かっこいい」という意味でリンゴの言った言葉が『Far out』...

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好きな5枚(いわゆる前衛)

こういうマイノリティな音楽を書いていいのかな……。
でもいいや、好きなんだもの。

1、ラスト・デイト (阿部薫)
晩年の阿部のプレイに透徹した境地を感じるのです。
本人は全然そんな状態ではなかったようなのですが。
この中のハーモニカソロは、自分の葬式でかけてほしいくらい...

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