第10話 ほっくんのパン屋さんを探して
- カテゴリ: 日記
- 2023/05/20 20:10:17
3人は閉店作業を習い始めました。夕方には売り切れになることも多かったのですが、お土産分をこっそり取っておいてくれる優しいパン屋さんでした。仕事にも慣れてきたころ、新商品の試食会が行われました。たくさんの人の意見を聞きたいということで、友達も招きました。夜の公園で、どんなおいしいものが出てくるのでしょ...
3人は閉店作業を習い始めました。夕方には売り切れになることも多かったのですが、お土産分をこっそり取っておいてくれる優しいパン屋さんでした。仕事にも慣れてきたころ、新商品の試食会が行われました。たくさんの人の意見を聞きたいということで、友達も招きました。夜の公園で、どんなおいしいものが出てくるのでしょ...
もふもふは言いました。「店じまいはこの3人で交代でやったらいいんじゃない?鍵の扱いとか、お金のしまい方とか、教えてくれたらやるわ。週に2日位だったらそんなに大変でもないし。
「それはありがたい申し出だけど、こんな私が気味悪くないのかい?」おじさんがそういうと、ほっくんが言いました。「オイラ、異世界に...
チャイさんは話し始めました。「お店が無人になってしまうなら、いっそ無人販売にしてしまえばいいのよ。この公園内にもあるでしょ、お野菜の無人販売所が。あれとおんなじで、お金を入れる箱を置いて、お客さんが自由に買っていけるようにしておけばいいのじゃないかしら」「無人販売所!それは思いつかなかった」おじさん...
パン屋さんは姿を見られて焦っているようでした。ほっくんの叫び声を聞いて、もふもふとチャイさんも店に入ってきました。「今まで人がいなかったのに、次の瞬間この人がいたんだよ」ほっくんの言葉を聞いて、パン屋さんは観念して話し始めました。
実は…この店の中には、時空の扉みたいなものがあるんだ。...
ほっくんはパンが買いたくてパン屋さんを覘きますが、パン屋さんはいません。そこに品物はあるのに…。お店の隅々まで探しても店員さんが見えなくて、帰ろうとしたその時です。背後に物音がしてほっくんが振り向くと、そこにはパン屋のおじさんが…。今まで誰もいなかったのに、なんでいるの?...
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