Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

8月31日はこれからだ。

夏休みの宿題…。
ぎりぎりまで。下手すると、学校はじまって、
その授業の日の前日までとか。
おしりに火がつかないと、やらない。
あるときまで、
こんなにひどいのは、自分だけかと思ってました。
けれども、多くのひと、もしかすると、ほとんどの人が?
ぎりぎりまで、やらないのですねえ。
奇妙...

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妖精の通り道 1

外回り仕事の途中で。
ドアへ続く渡り廊下の入口に、小さな植え込み。
そこに紙製の立て札が。
「妖精が通ります」。

どんな妖精なのだろう?

それを見ている時、
アオスジアゲハが黒地に
鮮やかなエメラルドグリーンの羽根を
せわしげに羽ばたかせてやってきた。
尾長がギャッと小さな悲鳴のような鳴き声をあ...

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王様の耳はロバの耳…ちょっとリアの愚痴を…

早朝バイト先で、やっと
しかられたり、注意されなくなってきて、
(まもなく二カ月だから。ようやくなれはじめてきた)

これで、
快適な気分で、創作のほうの頭にもってゆけるなあ、
読書もまた、できるぐらいに、身体もなれてきたみたいだし、
(疲れて寝てしまうことが多かったので…)
と、思っ...

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ダンセイニ 妖精族のむすめ (荒俣版)

 すこし訳があって、ダンセイニの『妖精族のむすめ』(荒俣宏・ちくま文庫)を読みなおした。ちなみに、最初にこちらで読んでしまったからか、河出書房文庫の訳は、まったく受け付けない。残念だ。河出のほうには、ダンセイニの本邦初訳のものもあるというのに。なんだか同じ内容だというのに、安っぽいファンタジーを読ん...

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花火大会

ベランダから花火大会を見る。
四キロほど先の河原で。
向こう岸は隣の県の花火、小さい。
こちらのは大きく。
遅れてやってくる音。

二年ぶりだ。去年は震災の影響で
中止だったから。

大きな金色の尾を引く花火にやはり惹かれる。
けれども、半円ずつ色の違う花火の下で、
別の花火が滝のように。
星やハー...

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