扉を開ければ
紫色の宇宙
そこには
血がかよい
たくさんのカーテンがおりかさなり
色の濃淡をつくっている
ひとのように
あたたかい
宇宙
血がかよっている
真実と事実と虚構と幻
扉を開ければ
紫色の宇宙
そこには
血がかよい
たくさんのカーテンがおりかさなり
色の濃淡をつくっている
ひとのように
あたたかい
宇宙
血がかよっている
螺旋を描く
二本のライン
それをつたって
のぼっていく
たくさんの
光の粒が
ものすごい速さで
追い越していく
その軌跡は
みじかいラインを
たくさん残し
トンネルのようになる
そのトンネルを
ゆっくり
ゆっくり
およいでいく
光の粒は
一点に集まり
どんどん膨らんでいく
いまにも
破裂しそうなく...
道がありました
その道を歩いていきました
脇道がありました
その脇道を曲がってみました
どんどん道は細くなってきました
この先は行き止まりかな
ちょっと心配になりました
向こうから人が歩いてきました
その人に尋ねてみました
この先はどこにいくんですか?
行き止まりだよ
引き返してきたんだ
...
ゆきむしスフレをいただきました
ふわふわの生地とさわやかなチーズのクリームのスフレだそうです
みんなで食べました
(正確にはみんなでは食べていません)
上の子は
ゆきむしスフレを前にして
手をつけようとしません
なんで食べないの?
沈黙の後
これ雪虫がはいっているの?
・・・
はいってな...
空はなかった
というのは
そこに空がないと思ったのです
太陽と海だけ
太陽の光は
その余白をすべて満たし
その下には
海が広がり
ただ静かに
呼吸している
その位置関係は
いつも変わらず
その太陽は昇ることもなく
沈むこともなく
その余白の部分は
空であるはずなのですが
それは空ではないように思え...