第一編:『狂気の歴史』あるいは「真理の審判ごっこ」正常と異常の境界線を
誰が引いたかも知らぬまま
あなたが「評価星」をカチリとクリックする「難解すぎる」「エビデンスがない」
その貧相な言葉こそが、あなたを閉じ込める理性(ロゴス)の檻だ
かつて隔離された狂人たちのように
理解できない言葉を「悪」と名付...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
第一編:『狂気の歴史』あるいは「真理の審判ごっこ」正常と異常の境界線を
誰が引いたかも知らぬまま
あなたが「評価星」をカチリとクリックする「難解すぎる」「エビデンスがない」
その貧相な言葉こそが、あなたを閉じ込める理性(ロゴス)の檻だ
かつて隔離された狂人たちのように
理解できない言葉を「悪」と名付...
凍てつく大地が、歴史の軛(くびき)に軋み声を上げている。精神の分裂と、世界の革命——それは一つの巨大な激動の両面にすぎない。ニコライの脳裏では、無数の自己が互いの喉を掻き切り合っていた。神を演じる傲慢な皇帝と、泥に塗れた無名の反逆者。その脳内の内戦が極限に達した瞬間、窓の外の...
風のなかに かすかなる調(しらべ)のきこゆる
あのふかき青き空の 雲のゆくへに
私はいつでも 眼をひらいてゐねばならぬ
美しきものが 私を呼びつづけてゐるゆゑ枯れ果つることを 許されぬ我が心は
一つの小さき花を ひそかに咲かせる
光と影の あはひ織りなす夢のなかに
私はいつも みづみづしき歌を求めて...
II. 紺碧(こんぺき)の棺(ひつぎ)もう二度と 使者は訪れないだらう
東の空が うすむらさきに明けても
僕の部屋には 濃い群青が澱(よど)み
失つたものの大きさを 数へてゐる月は白く濁り すべてを過去にするけれど
僕のてのひらに残る 銀のつめたさは
あの夜が 幻でなかつた証(あかし)
消えない哀し...
II. 届かない挽歌机のうえの 空つぽの硝子壜(びん)
そこには君が残した 群青のなみだ
僕はそれを 指でなぞつては
呼んでも還らぬ その名前を呟く風は林を鳴らし 遠い海へと吹き抜け
僕のちひさな溜息を さらつてゆく
使者が忘れていつた あおい手紙は
一行も読めぬまま 月のひかりに灼かれどうして僕は...
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