Nicotto Town


ピーターパンとさようなら*


大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。

嫌いな君は、いつもとなりに。




「どうでもいいか」と吐き捨てて
自分の気持ちに蓋をする


「どうでもいいよ」と投げ捨てて
誤魔化す言葉が宙を舞う



哀しいことばかりの君の人生
ヤなことまみれの僕の生き様


どっちがいいかなんて知らないけれど、
どっちが駄目かなんて比べないけど、
きっとおんなじようなもの


僕の気持...

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夏祭りの思い出と明日の君へ。



夏祭りのチープなお化け屋敷。

君と二人で入ったね。

色違いの浴衣と私より大きな後姿。


知らない人達のやるお化け。

本当にくらい闇の中。

怖がりな私の手を君は握ってくれた。

大丈夫だよって耳元で囁いてくれた。

君だって怖いくせに、私に笑いかけて

安心させようとしてくれた。


そ...

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変わってくれない世界の中で。



哀しいほど醜くて。

切ないほど美しい。

そんな世界に生まれてしまった僕達は。

どう足掻いても、

この暗闇からは抜け出せるはずないのに。



この世界から抜け出したい。

この世界から抜け出せない。



狂おしいほど変わらない、

変わってくれない世界の真理。



無茶苦茶にしてやり...

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後悔の夢。





君が苦しい思いをしているとき。
僕はどこで、なにしてた?


君が悲しくて泣いているいま。
僕は此処で、なにが出来る?



「後悔なんて、させてあげない。
 貴方は自分の夢をみなさい。」



君に言われて、背中を押され。
僕は自分の夢を選んだ。


君は寂しいはずなのに。
健気に笑って僕...

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夏狐、恋祭り。



君の背中に投げかけた

精一杯の「あいしてる。」

祭囃子で掻き消えて。


「何か言った?」と振り向く君に、

「なんでもないよ。」と首を振る。


哀しい泣き顔見られぬように、

狐のお面で誤魔化して、

無理やり明るく、振舞ってみた。


君は気づいていたのかな。

私が無理して笑ってたこ...

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