燕尾服がヒューと飛ぶ
- カテゴリ: 日記
- 2012/05/29 00:36:52
この頃、よく燕を見る。ヒューと滑空するようにとぶ。羽根の形が独特なので、すぐにわかる。あの、燕尾服のような、(というか、燕の姿からとったのだけれど)羽根のかたち。
4月から7月は、産卵期だというので、その関係だろうか。あるいは巣立ちをおえた雛と親鳥は、河川敷などをねぐらに集団で暮らすというから、その...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
この頃、よく燕を見る。ヒューと滑空するようにとぶ。羽根の形が独特なので、すぐにわかる。あの、燕尾服のような、(というか、燕の姿からとったのだけれど)羽根のかたち。
4月から7月は、産卵期だというので、その関係だろうか。あるいは巣立ちをおえた雛と親鳥は、河川敷などをねぐらに集団で暮らすというから、その...
いま時分は日が暮れるのがおそい。
朝焼けと夕焼け。どちらがすきかといえば、夕焼け。
一日のはじまり、よりも、一日のおわり、のほうが。
おわるまえに、たしかにある、あざやかな日没の色。
川にバラ色の空が映るのをみたりすると、
いまだにしんじられない心持がする。
たそがれ、ということばには、人生のたそが...
泉鏡花をまた読みなおしはじめている。
シネマ歌舞伎『天守物語』で、主演の坂東玉三郎が、
冒頭で侍女たちが天守から釣りをするシーン、魚を釣っているのではない。白露をえさに秋草の花たちを釣り上げているのだけれど、まずこれを変だと思わずに受け入れる事ができない、鏡花の世界にはいってゆけない、ここで見る者を...
水を張っていた公園内の田んぼ、今週になってようやく苗がうえられた。まだよわよわしい。池にうわった水草のよう。水面には空や木が映っている。わたしはこうした像がすきだった。水にうつった月とか。それは実像ではないから実在しないものなのだろうか。いや、こうして見えているのだから、それでも現実なのだ。書物の世...
買ってよかったもの。
金環日食観測ノート(日食観測メガネ付)。
2012年5月21日、一回のために…と買う迄
しばらく悩んでいたのです。
つぎの日食まで、当分出番ないだろうし、
金環日食にいたっては、たしか300年後だし。
でも、これがないと日食みるときに、
目を痛めてしまうというので...