去年、みつけたひまわり畑にいってみた。
うちから自転車ですぐなのだけど、ちょっとわかりにくいところにある。
川をこして、
青い車がとまっている家の角をまがって…、
こんな覚え方をしたら、いけないんだ。
車がいなくなったらどうするんだ?
さらに、住宅街の細道を二回ほどまがる。
小さな公園...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
去年、みつけたひまわり畑にいってみた。
うちから自転車ですぐなのだけど、ちょっとわかりにくいところにある。
川をこして、
青い車がとまっている家の角をまがって…、
こんな覚え方をしたら、いけないんだ。
車がいなくなったらどうするんだ?
さらに、住宅街の細道を二回ほどまがる。
小さな公園...
坂東玉三郎氏が、自然と優れた芸術作品は同じだというような事を言っていた。
「非常に自然の草花のバランスと同じ作品ができる」。
この頃、景色を見る度にそれを思い出す。
バランスというよりも圧倒的な均衡。
北斎展に行った。
(ホノルル美術館所蔵「北斎展」葛飾北斎生誕二五〇周年記念)
北斎のバランス...
感動した漫画…。
最近だと「のだめカンタービレ」と「ピアノの森」かしら。
のだめ…は、笑えるのだけど、感動もする。
ピアノの森は、いいのだけど、ちょっと長いかな。
コンクールにはいってから、何年やってるのかなあ。
ともかく、
なんか、ひとつのことと、一生懸命むきあっている...
高台のケヤキの大木。みあげると花芽たちが、背後の明るい日差しにてらされ、つぶ
つぶとしていた。まるで空があわだっているようだった。あるいは気泡たちが空
にのぼってゆくようだった。みているわたしの、どこかしらも浮遊してゆく。
カルガモが飛ぶのを見ると未だに軽い驚きがある。
水面に浮かぶ姿になじんでいるから。
同様に浅瀬や畔道を歩く姿を見ても少し違和感がある。
今朝も三羽ほどかる鴨が飛んでいるのを見た。
けれど驚きの向こうで雁を思う自分もいた。
初雁、雁風呂、雁信…雁はガンの事だが、鴨も含んだ総称...