Nicotto Town




【小説】真夏の罪 その⑨ 別れ


学校でも陽斗君と話すことは、なくなっていた。お昼休みに一緒にしていた円陣バレーも私と陽斗君は参加しなくなっていた。時折、香月君が校門のところで私の事、待っていたけど、無視し続けた。2学期の中間テストは、さんざんだった。パルちゃんが私に事心配してくれた。
――――ファミレス
「美桜、もう十分じゃない...

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【小説】真夏の罪 その⑧ 陽斗君視点


僕はパルちゃんに呼び出された。話があると。どうせ、美桜の事だろう...
僕は裏庭でパルちゃんを待っていた。
「陽斗君、呼び出してごめんね。」「パルちゃんにだったらいいよ。」「で?話って?」パルちゃんは真剣な顔で言ってきた。「単刀直入に聞くわね。」「まだ、美桜の事、好きなの?」僕はドキッとして、返事...

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【小説】真夏の罪 その⑦ 陽斗君の家


このままじゃ、ダメだと思った。私は、陽斗君の家に謝りに行った。陽斗君は、私を家にあげてくれた。はじめて入る陽斗君の部屋...「今、おふくろ、買い物でいないんだ。」「陽斗君、ごめんなさい。」陽斗君は私に聞いてきた。「花火大会の日、なにがあったか、君に口から聞きたい。」私は恐る恐る本当のことを話した。...

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【小説】真夏の罪 その⑥ 香月君


その日の帰り、校門のところに香月君が来ていた。私は、会いたくないから逃げようとしたけど、腕をつかまれた。「ごめん。SNSの写メ、俺の高校の奴が撮ったんだ。」
ヒソヒソ〈あの二人って、例の写メのふたりだよね?〉〈あの写メ、綺麗だったよね。なんか、憧れる。〉〈男の人、写メよりかっこよくない?〉私たちを...

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【小説】真夏の罪 その⑤ SNS


陽斗君のコロナも治って、また、学校の図書室で一緒に勉強するようになった。でも、私にあるのは、罪の意識――――このまま黙っていれば、何も起こらない。変わらず、陽斗君と過ごせる。
「美桜?顔色悪いよ。どうしたの?」心配そうに私の顔を覗き込む陽斗君。「えっ?なんでもないよ。元気♡元気♡」「美桜、花火大会...

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