Nicotto Town ニコッとタウン

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まどろみ

NO MORE 説教おじさん

人は年を重ねると
経験を「知恵」と呼びたがる
だが知恵とは本来、
他者を沈黙させる技術ではなく
沈黙に耐える能力のことだ説教おじさんは
正論を愛しているのではない
正論によって
自分の時代の優位を保存したいだけだ「最近の若者は」
という文法には
いつも小さな恐怖が隠れている
更新...

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五月の光は、ただ明るいだけで、何も約束しない。
さつきばれの空は、やけに澄んでいて、こちらの感情など透かしてしまう。

風は軽く、リネンの袖をすり抜ける。
何かを期待していた気配だけが、遅れて消えていく。

恋は、やはり無し。

その言葉は、思ったよりもやわらかくて、
少しだけ甘い...

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日記という詩

今日もわたしは存在してしまった。
謝罪先が見当たらないので、紅茶を淹れた。
ダージリンではなかった、わたしが求めていたものは。
何だったのかは、不明。
鏡と十七分、対峙した。
負けた。
(鏡には目がない。)
雨が降った。
わたしへの雨だけが、わずかに文学的だった。
これを傲慢と呼ぶ...

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懐かしい匂いっちゅうんはな

懐かしい匂いっちゅうんはな、
記憶の奥でそっとほどけていくもんや。
目に見えへんのに、ちゃんとここにおるんやで。 雨あがりの土の匂いに、ちっちゃい頃の帰り道が混ざっとる。
ちょっと湿った制服、遠くから呼ぶ声、まだ何も知らんかった未来。 台所から流れてくる出汁の匂いは、時間を巻き戻してまう。
...

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あー


このバカチンが、
と あなたは言った。

怒鳴るでもなく
突き放すでもなく
まるで
落とした手袋を拾うみたいに
そっと。

わかってるよ、
と答えた声は
少し震えて
少し笑って
まだ どこにも行けないまま
ここに立っていた。

このバカチンが、
その言葉の奥に
...

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