NO MORE 説教おじさん
- カテゴリ: 日記
- 2026/05/07 14:31:58
人は年を重ねると
経験を「知恵」と呼びたがる
だが知恵とは本来、
他者を沈黙させる技術ではなく
沈黙に耐える能力のことだ説教おじさんは
正論を愛しているのではない
正論によって
自分の時代の優位を保存したいだけだ「最近の若者は」
という文法には
いつも小さな恐怖が隠れている
更新...
人は年を重ねると
経験を「知恵」と呼びたがる
だが知恵とは本来、
他者を沈黙させる技術ではなく
沈黙に耐える能力のことだ説教おじさんは
正論を愛しているのではない
正論によって
自分の時代の優位を保存したいだけだ「最近の若者は」
という文法には
いつも小さな恐怖が隠れている
更新...
五月の光は、ただ明るいだけで、何も約束しない。
さつきばれの空は、やけに澄んでいて、こちらの感情など透かしてしまう。
風は軽く、リネンの袖をすり抜ける。
何かを期待していた気配だけが、遅れて消えていく。
恋は、やはり無し。
その言葉は、思ったよりもやわらかくて、
少しだけ甘い...
今日もわたしは存在してしまった。
謝罪先が見当たらないので、紅茶を淹れた。
ダージリンではなかった、わたしが求めていたものは。
何だったのかは、不明。
鏡と十七分、対峙した。
負けた。
(鏡には目がない。)
雨が降った。
わたしへの雨だけが、わずかに文学的だった。
これを傲慢と呼ぶ...
懐かしい匂いっちゅうんはな、
記憶の奥でそっとほどけていくもんや。
目に見えへんのに、ちゃんとここにおるんやで。 雨あがりの土の匂いに、ちっちゃい頃の帰り道が混ざっとる。
ちょっと湿った制服、遠くから呼ぶ声、まだ何も知らんかった未来。 台所から流れてくる出汁の匂いは、時間を巻き戻してまう。
...
このバカチンが、
と あなたは言った。
怒鳴るでもなく
突き放すでもなく
まるで
落とした手袋を拾うみたいに
そっと。
わかってるよ、
と答えた声は
少し震えて
少し笑って
まだ どこにも行けないまま
ここに立っていた。
このバカチンが、
その言葉の奥に
...