巨神ガンマーワン(9)
- カテゴリ: 自作小説
- 2018/02/05 11:56:14
「えっ!私に超能力があるの?」
真鈴はぽかんとしている。
海獣イプシロンツーの金属はくるくると回転すると、指輪の姿に変わった。
そしてその指輪は真鈴の元に飛んで来ると、真鈴の指にはまった。
ーマリンちゃん、タケルくんの傷に手をかざしてみてー
真鈴は猛の腕の傷に手をかざし治れと念じてみた。
...
(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)
「えっ!私に超能力があるの?」
真鈴はぽかんとしている。
海獣イプシロンツーの金属はくるくると回転すると、指輪の姿に変わった。
そしてその指輪は真鈴の元に飛んで来ると、真鈴の指にはまった。
ーマリンちゃん、タケルくんの傷に手をかざしてみてー
真鈴は猛の腕の傷に手をかざし治れと念じてみた。
...
ローザは晃のTシャツとジーンズ姿でソファに座っていた。
髪の長い綺麗な顔をしている。
どこかで見たような???
ーあっ!夢で見たんだ!ー
晃は思い出した。
しかし、宇宙人って本当に居るのかい?でも目の前に居るしな。
「薔薇星ってどこにあるんだい?」
「薔薇星は薔薇星雲の中にあるの。薔薇...
「いたーーーい!」
桶が頭コチンでタンコブくらくら。
「この!エッチ!スカタン!スケベ野郎!」
「えっ!えっ!スケベ野郎!スケベ野郎ってあるか・・・。ここ俺の家だし・・・。」
「なんで俺のお風呂に入ってる?鍵が掛かってるのにどっから入った?」
「薔薇よ。薔薇。」
「えっ・・・。」
「あ...
晃は自宅に帰って来ると、持ち帰った花を鉢に移そうとした。
「えーと。伊集院作の鉢はどこだっけ?」
その鉢は晃が東京第一美術大学を卒業した時に、記念に購入したお気に入りの鉢だった。その後、晃は自力で星造形産業☆スタークリエイトを興し27歳でここまで会社を大きくした。
「あった。あった。」
晃は...
空から眩しい太陽の光が無数の糸を引くように降りそそいで見える。
光の渦に映し出された草花が輝く草原の中に色を添えている。
ここは長野県にある美ヶ原(うつくしがはら)。
美ヶ原は、八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる高原で日本百名山のひとつである。
...