覗きからくりと世界との一体感
- カテゴリ: 日記
- 2012/05/02 10:01:43
電車の中でうたたねでもして、そこで覗いていたのか?気が付くと江戸川乱歩みたいに覗きからくりについて真剣に考えていた。夢と現実のあわいで。見世物とかデパートの屋上とか。残念なことに乱歩と違って私はせいぜい附録とかでしか知らないのだけど。今もミュージアムショップとかで絵画を二つの穴から覗くと3Dになる...
日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。
電車の中でうたたねでもして、そこで覗いていたのか?気が付くと江戸川乱歩みたいに覗きからくりについて真剣に考えていた。夢と現実のあわいで。見世物とかデパートの屋上とか。残念なことに乱歩と違って私はせいぜい附録とかでしか知らないのだけど。今もミュージアムショップとかで絵画を二つの穴から覗くと3Dになる...
藤が咲き出した。半袖になった。浅瀬のカルガモが首をめいいっぱい伸ばして水を飲んでいた。ツチノコみたいだ。深緑にまぎれた桜の木。今年はじめて蚊にくわれた。季節が急いで変わったみたい。GW、公園の小川(田圃のための用水路)でザリガニを取る親子、ベンチで弁当を広げる初老の夫婦。
描くことで孤独や不安を現せるのだとルネ・マグリットは画家を志したと知る。書くことでそれでも孤独が薄らぐ。少し温もる。
そう、ルネ・マグリットはキリコの絵を観て、絵で孤独が描けるのだと画家になることを決意したという。
マグリット《赤いモデル》、紐靴と足の抱擁というよりも結合。紐靴がつま先にかけて足にな...
ヒメオドリコソウ、ヤブケマン草、レンゲ草。
この頃、目につく花。
カラスノエンドウ、ヤマブキ、フジ…。
結局私が覚えている花の名前は父が育てていたとか、父と見に行ったとか
そこに帰ってしまう。新たに覚えた花の名前は殆どない。
それは16歳以前におぼえた、ということだ。
だけど、ラベンダ...
ジンクスその1
駅前の駐輪場。自転車は必ず159(異国)に停める。レーンの溝に車輪を乗せる時も細心の注意を払う。だって今から異国へ渡るのだから。毎朝「この異国を忘れないこと」、とつぶやいてから仕事に向かう。ジンクスだか決意なのかわからない。おそらく両方。休日は105(入れ子)に停めてもいいことにし...