Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

灯をみつめて

灯をみつめて、ひとりで坐っていると、
しずかな夜のあわいから、
失われた時間がそっと戻ってくる。
小さなともしびがゆれるたびに、
ぼくの心もかすかにふるえる。それは、もう会えないだれかの面影。
それとも、どこかへ置き忘れた古い約束。
やわらかな光のなかに、
うつくしいパステル画のような記憶が、
淡く...

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終着駅の、そのさきで

ちいさな線路の おわりまで来て
わたしは 古い汽車を降りました
ここは もうだれも名前を呼ばない
世界のはずれの 静かな駅です錆びついた改札を そっと抜ければ
ひろがるのは ただ青い、誰もいない海
ひそやかな波の音が オルゴールのように
わたしの耳もとで 優しく揺れていますだれかと出会うための言葉は...

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硝子のコートと影のワルツ

視線は、時に鋭い弾丸のよう。
向けられるだけで、皮膚が焦げる感覚。
あなたが心のドアを固く閉ざすのは、
自分という名の、大切な街を守るためです。人と関わることは、嵐の海を泳ぐこと。
波にのまれる恐怖を知るあなたこそ、
本当の「静けさ」の価値を知る人。
逃げることは、敗北ではありません。
それは、次の...

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小さな窓のひそかな歌

うす桃色の風が 街をすぎてゆくのに
わたしは ちいさな部屋のなかにいて
カーテンのすきまから
ただ 雲のゆくえを眺めていただれかの呼ぶ声が きこえたような気がして
ふいに 胸がせつなく つめたくなる
ひとつの視線が ガラスの破片のように
わたしのやわらかな時間を 傷つけるからそっと 扉を閉めておこう...

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静かな湖畔

冷たい風が わたつてゆく
木々の梢を ふるはせながら
静かな湖畔の 水のうえに
あをい夕暮れが おちてくる大きな三日月が 映る水面は
まるで 硝子の鏡のやうに
ぼくたちの 遠いおもひでの
すべてを じつと みつめてゐるきみは どこかで きいてゐるだらうか
この さびしい 風のうたを
ぼくの こころの...

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