2014.7.10.雨風と木立
- カテゴリ: 日記
- 2014/07/11 03:53:25
枝葉落として
忍んでる
今宵の恵みは
雫が重い
吹かれて揺れる
木の葉から
ぱらりばらばら
重ねて注ぐ
枝葉落として
忍んでる
今宵の恵みは
雫が重い
吹かれて揺れる
木の葉から
ぱらりばらばら
重ねて注ぐ
うっすら雲の
渡る朝
風が送って
晴れ間が広がる
眩しいほどの
太陽に
じわりと掻いた
汗遙か
ざあざあ降りの
上がる頃
火照りを冷ます
夜道迎える
涼を伴い
行き交って
耳元を
びゅうとかすめる
木々のざわめきは
遠くに近くに
包まれて歩む
不思議な感覚
雨の足音
次第に遠のき
暮れれば蛙が
鳴いている
見上げる雲の
向こうを思い
願いを掛けて
夜風に当たる
空のご機嫌
伺いながら
済ませた買い物
帰り道
ぱらりぽつぽつ
あわやのところ
窓の向こうに
静けさ招く