Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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空回り

「電話してるのは私だけ
あの人から来ることはない」
そんな歌を聞いた
まるで私のよう


何でもしたいことは
いつでもさせてくれる
わがままをいっても
ただ笑うだけで


これは恋なの?
あなたの気持ちが知りたい
傷ついてもいい
本当はどうなの?


あなたにとって
私は妹みたいな存在なら
その役を...

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ガラスの靴

シンデレラの残した
ガラスの靴
無理にいれようとすると
パリンと割れそう


いや
その靴は待っている
シンデレラを待っている
それまで割れたりしない
どんなに力を入れても


あなたを想うこの心も
透明なガラスのよう
あなたを映し出しては
私を混乱させる


好きな人はいるの?
恋人と呼べる人はい...

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バースディ

今日の夕食はイタリアン料理
今日は私のバースディ
彼が祝ってくれるのは
いったい何回目だろう


ワインを傾けて
ハッピーバースディを小声で歌う
ちょっと子供扱い
それもまたおもしろい


お料理は抜群
あなたと食べるから
弾む話も止まらない
私たちは恋人同士


人目にはそう見える
ワインで頬を赤...

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秋の夜に

部屋を暗くして
窓のカーテンを開けてみれば
高いこの部屋からは
町の明かりがきらり


そのままベランダで
秋の風に吹かれて
物思いにふける
たとえば恋のこととか


日曜日には彼と逢う
毎週末の恒例行事
でも長く続きすぎたそれは
一体どこに行くというのか


一歩踏み出す勇気がない
それだけのこと...

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独り舞台

今夜は月が明るくて
夜道を照らす
二人で歩く夜が
後何日あるだろう


手を繋いで歩く
誰もいない狭い道
影を長く伸ばして
あなたの香りが心地いい


あなたがいなくなる
思いもしなかったこと
この思いは一方通行だったの
あなたの心は何処にあるの


キスもない
そんなの恋人じゃない
誰かがそうつぶ...

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