2013.12.10.北斗七星
- カテゴリ: 日記
- 2013/12/11 04:20:19
冷気に澄んだ
見上げた先の
光の並びに
浮かぶ名を
心に宿し
懐かしむ
忙しさの中
一息吐く道
冷気に澄んだ
見上げた先の
光の並びに
浮かぶ名を
心に宿し
懐かしむ
忙しさの中
一息吐く道
目覚ましの代わりに
届いた音は
寒さを纏う
静かな雨の歩み
冬を彩る
木々の肌を湿らせ
大地の布団に
柔らかさを与える
時計の針は
朝だけれど
外は真っ暗
いつ明ける
忘れた頃に
日が射せば
東の窓には
青空だけが
短い真昼の
暖光浴びて
穏やか一日
暮れるまで
気紛れに検索
リンクの先で
縁があるのだろう
書籍に出会う再び
先代から続く収集の
予定を本棚と相談す
冬を迎えたる
物思いの日に
赤黄茶色に
染めた葉を
すっかり積もらせ
身は軽く
スッキリ伸ばした
枝先に
いつかは雪を
乗せるだろ
過ぎ行く重い
雲見送って
次の季節を
待ちわびる