倶楽部の顧問
九瓏 遣人 （くろう けんと）

九瓏ノ主学園高校
化学Ⅰ教諭
この世の全ての錬金術を扱う事ができる指導者を目指す。
表向き柔和であるが、土中に光り輝く鉱物のように
冷徹・堅固・確実な性格。
将来、この学園を背負う理事長の息子。
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「お前に俺達の何がわかる!!
　いつもいつも、ヘラヘラ笑いあがって！
　お前が欺いてるのに耐えるのも、もう限界だ!」

キドが涙目になりながら僕に向かって叫んだ。

「出て行け!!
　俺はもう、お前の顔なんか見たくない!!
　二度と帰ってくるな!!」

ねぇ、キド。
冗談だって言って？
いつもみたい...

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○月×日

今日から「日記」というものを書こうと思います。
今日は初めて人間に会いました。
「セト」と名乗った男の子は私の知らないことをたくさん教えてくれました。
夕方になると
「怒られる!!また来るね!!」
と慌てて帰ってしまいました。
次にきたときは私の知らないことをもっとたくさん教...

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*カノ*

頭の中に響いてくる声と僕は話していた。
「おい、小僧。
　私はお前に記憶を返すようにあいつに頼まれている。　
　時が来た。
　お前に記憶を全て返そう。
　ただ、約束は守ってもらう。と、アイツからの伝言だ。」

その言葉とともに、懐かしい風景が、声が、音が僕の頭の中に流れ込んでくる。
いつ...

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めちゃめちゃ想像っすｗｗ
気にしないでーｗ

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＿＿＿僕はいつまでも1人でいなくてはいけない。

* カノ*

「ねぇ、キド。
　ちょっとだけ昔話でもしようか。」
僕はキドにニコッと笑いかけた。
「え・・・？」
キドはきょとんとして僕の方を見た。
「僕の...

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